6年生の朝のボランティア、ありがとう!

日中はまだ30度を超える予想ですが、朝はだいぶ秋らしさを感じます。

夏から秋へ、そしてやってくる冬に備え、学校の周りの自然も姿を変えていきます。今年は特に暑いので季節外れのセミが鳴くときもありますが、秋の主役カマキリもよく見かけるようになりました。

風情があっていいものですが、ひとつ厄介なことがあります。それは、大量の落ち葉。ひらひらと際限なく落ちるサクラの葉とケヤキの葉。そしてもう少したったら降り注ぐイチョウの葉。

先週あたりから、落ち葉がだいぶ目立ってきました。もちろん昼の清掃活動で子どもたちはいつもがんばっています。でも、これから先は落ち葉が圧倒的に優勢で押し寄せてきます。

そんなときに活躍するのが6年生。朝、登校後に教室で準備を終えてから校庭へ。多い日はほとんどの6年生が降りてきて、掃き掃除をしてくれます。わずかな時間ですが、毎日やってくれるので、本当に助かっています。

ボランティアは、見返りを求めない「無償の奉仕」です。学校にはたくさんのボランティア的な活動があります。はじめはやらされている感があったものも、いつの間にか当たり前にやっている・・・。そして時に感謝されることで、自分のやっていることの世の中への貢献に気づき、さらにがんばろうという気持ちになる。もともと人は、誰かの役に立つことをすることで、自己有用感も上がります。活動を通してボランティア精神を子どもの頃にたくさん経験することは、とてもよいことだと感じます。将来大人になっても、自信をもって「誰かの役に立つために」力を発揮できる人になってもらいたいと思いながら、6年生の活動を見ていました。ありがとう!6年生。