6年生の読み聞かせ


 朝の読書の時間,2年生のところには6年生が本の読み聞かせに来てくれます。今日は特別に4冊の本を読んでくれました。6年生は大きな声で読んだり,小さな声で読んだり,感情豊かに読んでくれます。また,登場人物になりきって,口調を変えて読んでくれるので,2年生の子どもたちは物語の世界に引き込まれていきます。
 6年生も内心はドキドキしながら,読み間違えたらどうしようとかいろいろと考えながら読んでいるようです。でも,喜んでくれる2年生のために一生懸命取り組んでくれています。
 6年生の卒業まであと30日となりました。6年生は,自分にできることは何か,在校生に残していけるものは何か,いつも考えて行動している様子が見られます。よい伝統をつくりたい,栗源小学校をより素晴らしいものにしたいという気持ちが伝わってきます。
 身を乗り出して読み聞かせを聞いている2年生は,今日のことをずっと覚えていて,2年生がいつか6年生になったとき,きっと今日のように読んでくれることでしょう。6年生が卒業して,栗源小学校から去ったとしても,そうやってみんなのがんばりは,ずっと栗源小学校に残っていくんだと思います。