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「子どもの自由」は「大人の責任」【スマホ時代、あなたの考えは?】
令和7年12月10日、オーストラリアで16歳未満のSNS利用禁止の法律が施行されました。国レベルの取り組みは世界で初めてなので、ニュースでもたくさん報じられました。
この目的は「子どもの安全を守る」ということ。確かにSNSで児童生徒が被害にあうことは、どの国でも共通の課題です。いじめ、自殺、性被害、詐欺、事件。また、長時間の使用やそれに付随する依存、不安、睡眠障害、自尊感情の低下など、心身の健康にも影響があるという問題があります。この他にもたくさんの課題が山積しているのも事実でしょう。
今回のオーストラリアの決断と実行も賛否が分かれています。それだけ大きな問題でもあり、SNSの影響力をさまざまな視点から考察しても、答えが出ないものなのだと思います。これは多くの方が同意見だと思いますが、子どもに答えを出せというのは無理な話です。どういう方法がよいのか、正しい向き合い方をしっかりと議論しなければならないことであり、その道を示していく責任が大人にあると思います。
私は、「時間をどう使うか」という意見です。1日24時間の使い方をどうするのか。小学生の場合、睡眠時間は8時間、学校にいる時間は10時間とすると、それだけで残りはあと6時間しかありません。ご飯、お風呂、宿題、一家団らん、趣味・・・。自分の生活にどう取り入れるか。それが無駄な時間にならないか。自分の生活スタイルがわかって、どう向き合うかを考えるべきだと思います。
先日学校でちょうど配付した千葉県警察発行の「子どもを守ろう!スマホ時代の大人の教科書」は、自分としてはかなり同意見で参考になりました。「正しい使い方」そしてその当事者がしっかりとルールを作ることが大切です。トップページにPDF資料を準備していますので、ぜひ参考になさってください。
「栗源小学校いじめ防止基本方針」を改訂いたしました。
いじめ相談窓口
教頭・養護教諭・教育相談担当
* 医師に、保護者が記入して学校に提出することを伝えてください。
* 保護者の判断だけで記入しないで、医師の指示を記入してください。
* 再登校にあたり、医師の指導事項があれば記入してください。(例・・・下痢症状がなくなれば登校してよいと言われた。)
「登校許可報告書」は学校に受け取りに来ていただくか、【保健室から】のキャビネットよりダウンロードしてください。