今はもう,動かない,この時計…


 4月15日午後12時23分,栗源小学校の全部の教室の時計を動かしている装置が突然壊れてしまいました。旧栗源小学校の校舎が昭和59年につくられてから,29年間ずっと時をきざんできた時計です。
 29年間といえば,約1万日,約25万4千時間,約9億1400万秒になります。また,1年に登校する日を200日,1日の振鈴回数を20回とすると,この時計がチャイムを鳴らした回数は約11万6千回になります。
 たくさんの子どもたちがこの時計が鳴らすチャイムを聞いて勉強に運動にがんばってきました。残念ながら,もう,この時計を修理をして使い続けることはできないそうです。時計さん,長い間ごくろうさまでした。

 時計の交換が行われるまで,しばらくの時間が必要です。それまでの間,電池式の時計を使って,チャイムを鳴らさないで生活していきます。今まで以上に時間を意識して生活する必要がありますが,この機会に時間を意識し,時間を守って生活する態度が身に付くとよいと思っています。