しぶんぎ座流星群

 星の学習は学校の教室だけではできない学習の一つです。本物の星空を昼間の教室で見ることはできませんからね。冬は空気がすんで星がとてもきれいに見える季節です。冬休み,寒さに注意しながらぜひ星の観察にも挑戦してみましょう!
 さて,栗源小学校の児童のみなさん,今夜は「しぶんぎ座流星群」が見られる日です。しぶんぎ座流星群は三大流星群の1つです。「しぶんぎ」とは象限儀ともいい,伊能忠敬も使った,天体観測から現在の緯度を知る道具です。「しぶんぎ座」は今はありませんが,1928年まで使われていた星座の名前で,流星がちょうどしぶんぎ座があったところから流れるのでこの名前が今も使われています。
 しぶんぎ座があった場所は,りゅう座とうしかい座の間のところです。一番流星が見える時間は深夜12時頃から明け方の4時頃だそうです。この時間のしぶんぎ座は北東の北斗七星の少し下の方になります。
 今年はこの時間は月がないので流星の観察に絶好の条件です。ぜひ見てみてください!

※夜の遅い時間ですので,観察するときには必ず大人と一緒に,暖かい服装で見るようにしましょう。

参考リンク
 国立天文台 しぶんぎ座流星群
 アストロアーツ【特集】2014年しぶんぎ座流星群