大きいな!奈良の大仏


 6年生は社会科で日本の歴史を学習しています。奈良の大仏(東大寺大仏)は,聖武天皇が仏教を広めるために,9年間をかけて建てられたとされています。高さ約15メートル,幅約12メートルと,とても大きな大仏です。1200年以上前にこれほど大きな大仏を建てるには,高い技術と大きな苦労があったことと思います。
 しかし,高さ15メートルと言われても,今ひとつ実感がもてません。そこで,6年生は,新聞紙で奈良の大仏と同じ大きさの大仏をつくってみることにしました。400枚以上の新聞紙を3時間かけて貼り合わせ,ついに新聞紙の大仏が完成しました。大仏の大きさを実感した子どもたちは,「どうしてこんな大きな大仏が必要だったんだろう」「昔の人はすごい力をもっていたんだな」と歴史学習への興味・関心がとっても高まったようでした。
 これから,平安時代,鎌倉時代と学習が進んでいきます。来月の修学旅行では鎌倉を中心に見学する予定です。自分で課題をもって見学の計画を立てることができるようにしていきたいと考えています。