校長からのメッセージ

校長からのメッセージ

校門脇のオブジェについて(続報)

 先日(12月4日)、ホームページ上で情報提供を依頼いたしました、下の校門脇のオブジェの由来につきまして、有力な情報をいただきました。

 

 

 

 

 

 こちらは、昭和43年度(1968年度)卒業生の卒業制作だそうです。

 教えていただいた方によれば、2学級で1体ずつ制作したとのことでした。

 情報の提供ありがとうございました。

校門脇のオブジェについて

 

 

 

 

 

 現在、校舎正面の校門脇には、3体のオブジェがあります。
 このうち、一番西側にあるラクダの像については、昭和45年度(※1970年度)の卒業制作であることが分かりました。

 

 

 

 

 

 しかし、その隣に並ぶハトとペンギンの像については、いつ作られたのかはっきりとわかりませんでした。
 おそらく卒業制作だとは思うのですが……。

 

 

 

 

 

 現在はっきりしているのは、体育館新築前は、講堂の前に狛犬のように並んでいたということだけです。

 由来について御存知の方、いらっしゃいましたら東大戸小学校校長、もしくは教頭(℡0478-54-2250)まで御一報ください。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

※昭和59年(1984年)の体育館竣工時の記念として配られた絵はがき。

 撮影は前年の昭和58年(1983年)ごろと思われます。

校長のことばコラム5 言葉の変化(2)変化した言葉

 さて、前回は「五十歩百歩」(○ごじっぽひゃっぽ  ×ごじゅっぽひゃっぽ)を取り上げました。

 似たようなもので「雰囲気」(○ふんいき ×ふいんき)なんかもあります。まあ、これについては、迷ったら「雰」が「分」と同じ読みをすると考えれば、間違いません。

 ちなみに、「ふいんき」も変化の途中にあるんですが、こちらは漢字がはっきりしている分だけ、「ごじゅっぽひゃっぽ」に比べると「正しい」とされる時期は遅れそうに思います。

 でも、いずれは「正しい」とされる可能性も十分にあると私は踏んでいます。


「え? そんなにコロコロ変わる訳ないでしょ?」と思った方。

 言葉って、思っているよりも変わりやすいんですよ? では、実例を挙げます。


 冬を代表する花の1つ「サザンカ」ってありますよね。これは漢字で書くと「山茶花」です。

 で、1文字ずつ分解すると「山(さん)+茶(さ)+花(か)」ですよね?

 そうです、昔「山茶花」は「サンザカ」だったのです。それがいつの間にやら変化して現在に至ります(※サザンカの方が発音しやすいのが一つの理由らしいです)。

 

 このように、言葉は時代に合わせてどんどん変化していくものです。私は「変化しない言葉は『死語』である」という話も聞いたことがあります。

 ですから「ふいんき」だって、近い将来、正しいとされる日が来るかもしれません。

 残念ながら、これを読んでいる人のテストには間に合いそうにありませんが……。