日誌

2月27日(火)

 本日は1・2年生が平常日課、3年生は5時間目までの特別日課でした。卒業式まであと10日と迫り、今日は3年生が「立志の塔収納式」を行いました。

(立志の塔収納式)

 小見川中学校の伝統として、代々3年生は卒業前に、自分の将来の夢や希望、時には感謝の気持ちを「立志の作文」として書き、その作文を校門坂途中にある「立志の塔」に納めて卒業していきます。
 第一立志の塔には、以下のように記されています。

  われらいまこの学び舎を巣立つ
 未来の夢と希望をつづり
 この塔に託す
 いつの日かまた集ひ
 立志の手記をひもとかん   寄贈 昭和44・45年度 卒業生一同

※「第一立志の塔」が卒業生の作文で一杯になったことから、創立30周年記念として平成5・6・7年度卒業生一同と創立30周年記念篤志寄付者の方々により、平成8年2月23日に「第二立志の塔」が建てられ現在に至っています。

 今日の収納式では、卒業生175名を代表して1組の 塚本 菜月 さんが 立志の作文を読んでくれました。

 一期一会、そして感謝    3年1組 塚本 菜月

 2024年2月22日、この作文を書いている今日は卒業式まで残り十日を迎えた。学校に来ることや給食を食べること、友だちと他愛のない話をして何気ない日常を過ごしてきた日々が、もう終わってしまうのかと思うと少し寂しい。
 今振り返ってみると、この3年間は勉強や部活動といった日常生活から、体育祭や合唱コンクールなどの行事まで、一生の思い出に残る濃密な日々を送ることができた。
 しかし、このような充実した3年間を送ることができたのは、家族はもちろん、仲間や先生方などの多方面で関わってくれた人がいたからだと思う。支えてくれる人がいなければ今の私はいないと思うし、こんなにも素敵な仲間がいなければ最高の思い出を残すこともできなかっただろう。そう考えると私はなんて恵まれた人なんだろうとつくづく思う。
 改めてこの3年間、様々な人と出会い、そのたくさんの人と共にかけがえのない時間を過ごせて本当に幸せだった。
 これからの人生においても、人との出会いや縁に感謝の気持ちを忘れず大切にしていきたい。