日誌

5時間目の授業から

 本日12月6日(火)も昨日に引き続き寒い一日となりました。今朝の登校の様子を見ながら深夜サッカーワールドカップを見て登校した生徒もいたのかと思っていました。試合としては残念な結果でしたが、これまでの試合をとおしてたくさんの元気や勇気をもらった人も多かったのではないでしょうか。

 では、なぜ私たちは元気や勇気をもらえたのでしょうか。きっと目標をもって試合に臨んでいる選手には、強い気持ちとそれにともなった行動力でエネルギーがみなぎっていると私たちが感じたからなのではないでしょうか。ひるがえってみると、サッカーに限らず、私たち自身にも目指すものがあれば、自然と力が出て、その目標に向かっていく勇気も出てくるのではないでしょうか。ですから、私たち香取中でも、一人一人が、それぞれの目標や目指したいものを見つけ、それに向かって動いていく子供たちを大切に育てていきたいと思います。

 さて、今日から三者面談が始まりました。その面談中の5時間目の授業を今回は紹介します。1年生は数学、図形の学習です。定規やコンパスをうまく使って円柱や円錐の描き方を教え合いをしながら学んでいました。2年生は短歌の学習。教科書の11首の短歌から一首選び、そこから物語をつむいでいく授業。子供たちが自分の感性と表現力を駆使して作り出す物語。わくわくします。3年生は多目的室で家庭科の保育の授業。保育園児の着替えの動画を視聴しながら、どのように幼児は自分自身の身支度を身につけていくのか、その成長の姿を動画から考えていました。

 たくさんの学ぶ「タネ」から、子供たちが自分の世界を広げていくことを願ってやみません。2年生の廊下には、「私に刺さった名言紹介」のコーナーがあり、そこでは夏目漱石の「三四郎」から次のことばと共に選んだ理由が紹介されていました。

選んだ名言:『日本より頭の中のほうが広いでしょう』

理由:ちょっと聞きかじったことや周りの人との言うことを安易に信じて同調するのではなく、「そうだ!『考える力』は∞無限大に広く広く深~~くできる!」とうれしくなったから。