日誌

学びを深める振り返り

 2月13日(木)みなさんお元気ですか。今日は強風が吹き荒れる一日。風は西北西から吹いてきているので春一番ではないようです。下校するときが心配になります。

 香取中では生徒が主体的に取り組む授業づくりを模索しています。今回はその一環として1年生の英語を紹介します。本日2時間目の英語はプログラム9の単元テストの振り返り。プログラム9はグループに分かれて、先生が教えるスタイルから自分たちでその単元の学習計画を立て、各自で調べたり、お互いに教え合ったり、毎時間ごとに学びの振り返りや次回はどうするか学習ログを付けたりしました。また、その時間に学んだ表現を使って英作文もしました。

 今回はその取組の成果をみる単元テストを振り返る時間でした。「テストは何のためにあるの?」の先生の問いに、「自分が覚えているか確かめるもの」という意見も。また「テストの点数はいつ決まるの?」の問いかけには「授業中」と授業への取組で点数は決まるものという意見もありました。単元テストは一人一人と面接をしながら返却。特に英作文で間違った部分についてはフィードバックを行いながら、自己修正できるように声掛けをしました。その後各自でテストの自己分析。自分の解答を見ながら、なぜそう答えたのか、なぜ間違ったのかを自問しながら、その後グループ内でシェア。自分たちで調べたからこそ、普段気づかないことに気づいたりした生徒もいれば、先生から教えてもらい知識を定着させていくことに慣れていたので戸惑った生徒もいたりと、その振り返りはさまざま。テストの解答は、自分の学びのプロセスを目で見ることができるビッグデータ。間違ったからこそ、自分がどこがわかってどこがまだ理解できていないかが見える。大切なのは、自分自身で間違ってしまった知識を修正すること。この試行錯誤がたしかな学びの一歩であり、自己修正できる生徒を育んでいきたいと思っています。