日誌

香取学習3スタート

 本校では総合的な学習の時間を4つのセクションに分けて実施しています。香取学習1は修学旅行、校外学習と行った体験学習、香取学習2は、地域社会の中で異学年の人とのかかわりを大切にした体験学習(雅楽、和太鼓、茶道、食と健康)、香取学習3は将来に向けての生き方や社会の一員としてどうあるべきかを学びます。香取学習4は中学校生活の総決算としての表現活動(学習成果を発表)を行います。

 今日からスタートしたのはその香取学習の3! 今回は1年生の様子を紹介します。1年生では将来の生き方について考えていく上で、まずは自分について知ることから、タブレットを活用しながら、友だちの長所探しを行いました。参考の資料をもとに、1年生はタブレットの集計用ソフトを利用して、クラスの友だちの素晴らしい点について入力をしていきました。さて、どんな結果が出たでしょうか。友だちはどんな自分の良さに気づいてくれてたのでしょうか。

 そういえば、「ジョハリの窓」といって自分のことを知る4つの窓があることが知られています。1つめは、自分も他人も知っている自分の性質(開放の窓)、2つめは自分は気付いていないけど、他人は知っている性質(盲点の窓)、3つめは他人は知らないけど自分だけは知っている性質(秘密の窓)、そして4つめは、自分も他人も知らない性質(未知の窓)。

 今回は自分の中の1つめと2つめの窓を知ることが目的だったと思います。いろいろな人とつながって、かかわって、学び合っていく中で、自分の世界を広げ、社会とつながってくれたらと願っています。