日誌

大饗祭

 11月30日(木)午後6時から香取神宮で大饗祭が催され、本校から3年生、1年生の生徒が本殿前で舞を披露しました。「大饗祭(たいきょうさい)」は知る人ぞ知る祭事なのでしょうか、大変厳かな雰囲気の中、かがり火の元、神事が行われました。10月は神無月。神様がみな出雲に行かれるので、出雲以外は「神無月」、出雲は「神有月」と言われます。実は香取神宮の神様も東国を守るため、この地にとどまるということで香取の地も「神有月」というわけです。出雲から帰郷した神々が香取神宮に集い、その疲れをいやす祭事が「大饗祭」のいわれのようです。

 香取の杜の中、かがり火がぱちぱちと音を奏で、オランダ楽隊、雅楽が響き渡り、厳かで秘められた神事の中、本校の生徒2名他が若武者の装束を身にまとい『大和舞』を奉納しました。地域の伝統行事に本校生徒が参加できましたこと、そしてその姿を拝見できましたことに感謝の気持ちでいっぱいです。そして心が清められました。

 ※12月2日付千葉日報2面でも「大饗祭」は紹介されています。