日誌

教育実習の先生 精錬授業

 6月8日(水)3時間目に1年A組で教育実習の先生による社会の精錬授業が行われました。

単元は「日本の成り立ちと倭の王権」、本日の目標は『縄文時代の人々はどのような暮らしをしていたのだろう。」

 まずは前回の旧石器時代の暮らしを確認したあと、教科書に掲載されている「縄文時代の暮らしの様子」想像図から気づいたことを各自でワークシートに記入。その後グループごとに各自の考えを共有しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後、6つのグループを「衣生活」、「食生活」、「住生活」に分けての調べ学習。生徒は各自でタブレットを駆使して調べ、グループで共有、そしてホワイトボードにまとめるという作業。クラス全体で調べたことを発表し合いました。教育実習の先生からは、補足説明としてモニターで画像資料を紹介するどして、生徒の理解が深まるよう工夫されていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 教科書の想像図や資料集、ネット等で調べていくと、わかっていくこともあれば、どんどん疑問もわいてきます。知的好奇心満載の授業であり、生徒たちは、もっと「知りたい」「わかりたい」という気持ちになった充実した時間でした。縄文時代を見た人は誰もいません。私たちができることは、今残っている土器などの遺物、貝塚や住居跡などの遺跡等で想像を働かせるしかありません。ですが、そのことがとても魅力的なのかもしれませんね。

 ちなみに、縄文時代の想像図から「竪穴式住居の入り口がみな同じ方向を向いている」とつぶやいた生徒がいました。さらに聞いてみると「その入り口は中央に向かっている。」と話してくれました。さて、それはなぜなのか。ぜひ、その「?」を大切に調べたり考えたりしてほしいなと願います。