日誌

子どもの権利

 10月20日(金)2時間目、1年生は国語の説明文の単元。目標は3つ、①専門用語の意味をおさえ、文章内容をつかむ。②論理の構成や展開に着目して、筆者の主張を読む。③自分の経験と関連付けて、自分の考えをまとめる。

 今回は大谷美紀子さんの「子どもの権利」を読んでいます。1年生の生徒は授業をとおして、子どもの権利条約について理解を深めました。ちなみに子どもの権利条約は1989年に国連で制定された条約で図書室にカレンダーで紹介されており、今月10月は、子どもの権利条約第28条が掲載されています。

 「子どもは学校で楽しく学習ができる」 国はすべての子どもに教育を保障しなければなりません。子どもはしかられるときにも、人間として、誇りを傷つけられることはありません。

 大谷さんの説明文の最後の段落には以下のような文章がありました。

「どれだけの大人、子どもがこの子どもの権利条約を知っているでしょうか。(中略)子どもの権利条約では、子どもの教育の目的を、子どもが人権を尊重し、他者への理解、平和や寛容、男女の平等を学び身につけ、責任ある大人になるための準備にあると定めています。」

 本校も子どもの権利条約に沿いながら適切な学習支援を行い、より良い学校運営を進めてまいります。