日誌

霧の香取中

 12月3日(火)、今朝は前日の気温との差なのでしょうか。里山の中の香取中は霧に包まれました。幻想的な中を通学してくる生徒。それも1時間ほどで日差しが出て、霧が晴れました。

 朝の時間は、全校で基本英文に取り組んでいます。香中EIKENと称して、金曜日にはテストを行います。英単語を英文をとおして学ぶスタイル。ぜひ知識として頭の中に蓄積するだけではなく、使って知識を生かせるよう授業も改善していきたいと思います。

 その流れの一環として、1時間目、3年生は英語の授業。今日は英語でディスカッション(話し合い)。お題はNASAの資料を使ったもの。

 宇宙船が故障し、月面に着陸。乗船している宇宙船は完全に壊れ、中の装備しているものも使えません。生き残るために、救助船にたどり着かなくてはなりません。優先順位を付けて3点選ぶとしたら何を選びますか。

 といった英文での課題です。グループごとに14アイテムから3つを選び、その結果をクラスでシェアしました。英語で苦戦しながらも、タブレットを駆使して3アイテムを選び出しました。まさに、英語を活用する授業。ディスカッションでは日本語も使っている場面もありましたが、グループで議論する時間となりました。

 一方、2年生の体育では持久走。ウォーミングアップでは学年の先生も混じって鬼ごっこ。その後、自分たちで選んだ曲をBGMに15分間走を行いました。

 お昼は「日本の食巡り献立滋賀県版」。しょいめしにぶりの塩焼き、打ち豆汁にみかん、チーズに牛乳でした。しょいめしとは、しょうゆを使って炊いた郷土料理です。祭りの際にも食べられていたことから、「わっしょい」の「しょい」をかけて名付けられたと言われています。打ち豆汁の打ち豆は、蒸した大豆を木づちでつぶして乾燥させたものです。安土に城を構えた織田信長が戦いに「打ち勝つ」という語呂合わせで兵士に与えたと伝えられています。そして、新鮮なみかんもいただきました。