日誌

日光東照宮見学、そして帰路

 修学旅行最終日は栃木県日光市にある日光東照宮を見学しました。今回のしおりには、東照宮の建築物に彫られている動物をモチーフにしたり、下から見上げている構図に隠しキャラを入れた陽明門が描かれています。実物を見学してその彫の精巧さや創建当時の思いが伝わる絢爛豪華な東照宮に感動。

 宿泊先から東照宮に行くまでのバスの中で、日光東照宮に関するクイズ番組でいろいろ知識を蓄えたので、現地ガイドさんの説明もしっかり頭に入ったと思います。遠近法と敵からの攻撃に備えた石階段、建物の湿気対策を考え鬼怒川から取り寄せた大きな栗石。平和を願った眠り猫と裏に彫られたすずめ。あえて紋様を逆さに配し、完成させないことで崩壊を防ぐ陽明門の柱。みざる、いわざる、きかざるの有名な猿の彫り物。8枚の猿の彫り物から人の一生を考えるなど、3日目の学びも大きな収穫となったことと思います。平日であまり混まなかったこと、昨日と打って変わっての朝から天気にも恵まれ、しっかり見学することができました。また、海外からの観光客の方が多く、挨拶などすすんで交わす場面もあり、マレーシアの方たちと国際交流の場面もありました。

 この2泊3日の修学旅行は係ごとに責任を持ち仕事を行い、学びも、遊びも、友情も深められたと思います。また、保護者の皆様のご理解ご協力ありがとうございました。