日誌

世界を味わおう献立『ハンガリー』

 12月18日(水)今日の給食は世界を味わおう献立『ハンガリー』です。

 メニューは、ミルクロールパンに牛乳、グヤーシュにグリルチキンハーブ、ゆで野菜(サウザンドドレッシング)、チョコクレープ。ハンガリー料理の特徴はパプリカをたくさん使うことです。グヤーシュはハンガリーの国民食、母の味とも言われる料理です。たっぷりパプリカパウダーを入れ、赤くします。辛みはなく旨味がたっぷりです。このグヤーシュの由来は「牛飼い」から来ています。牛飼いの人たちが野外で食していたスープというわけです。このグヤーシュはお隣の国オーストリアでも人気料理です。昔は、オーストリア・ハンガリー帝国として一つの国であったためでしょうか。このグヤーシュにはたっぷりの牛肉も使われています。給食で牛肉は高価なため使われることはあまりありません。香取市では、おいしい給食を食材から考え提供してくれていますね。さて、ハンガリーには「パラチンタ」と呼ばれるクレープのようなお菓子があります。食材を混ぜるときに使う水は炭酸水。生地に弾力をつけるためのようです。(そういえば有馬温泉には、独特の食感の炭酸せんべいがありますね。)そして、ジャムやチョコレートソースをぬって折りたたんだり、くるくる丸めたりして食べます。今回はパラチンタをイメージしてデザートにチョコレートクレープがついています。