日誌

梅一輪

 1月22日(水)、みなさんお元気ですか。『大寒』がおとといの20日でしたが、ここしばらくは最高気温が高く、おだやかな一日となっています。そんな天気だとこんな俳句が思い出されます。

 梅一輪 一輪ほどの暖かさ  服部嵐雪

 みなさんのおうちの庭先や通学・通勤の途中に梅の木はありませんか。校庭にある梅の木を見ると、1輪だけ紅梅が咲いていました。青空に映える紅、春が近づいていることを感じます。昨年はこの梅の木からたくさんの実がなり、食と健康コース(香取学習2)の生徒たちが収穫し、梅ジュースになりました。一歩一歩と季節も前進していますね。みなさんはいかがですか。3年生にとっては春を迎える前の超えるべきハードルに向かっているところですね。桜の木はまだまだ堅いつぼみ。まるで空に向かって手を伸ばしているかのようです。めざすものをしっかりつかみとれるよう願っています。

 その3年生の6時間目は体育。男子はグラウンドでソフトテニス。女子はバドミントン。手の先のラケットはボールやシャトルを捉えて、レシーブし、相手に打ち返していました。生涯にわたって楽しめるスポーツの種目を増やせたらいいですね。2年生は国語、一昨年亡くなった龍村仁さんの『ガイアの知性』。キーワードをもとに、友達と協力して内容をつかんでいきました。私たちが住む地球(earth)が、ひとつの生きた存在(生命体)であり、人間もその一部として共存しているという考えのもと、この地球を呼ぶ言葉が、「ガイア」。私たちの生き方を考えるきっかけにしたいですね。そして、1年生は数学。「いろいろな表面積を求めよう」の学習課題のもと、今日はおうぎ形の表面積をどのように求めるかを考えました。すでに「円」の表面積を求める方法を知っている1年生にとって、おうぎ形が円の一部だということをつかんだところで、「わかれば解き方は簡単!」というつぶやきが。360度分のいくつの角度のおうぎ形なのか、分数を使って解きました。分数は解き方をビジュアル化したものととらえるとわかりやすいですね。