日誌

ヤマボウシ

 5月9日(火)昨日の天気に変わって、穏やかな一日です。ゴールデンウィークが明けて校庭に目をやりますと、ピロティ前の中庭で、ヤマボウシが花をたくさん咲かせていました。新緑に白い花は映えます。太陽に向かって花を広げて咲いているので、地上から見上げるより2階校舎から見た方がわかりやすいです。ちなみに花に見えるのは実際は葉が変形したものだそうです。花はその中央に集まっているポチポチ。小さい花がぎゅっと集まって咲いています。それが白い頭巾をかぶった僧侶の頭に見えることから、「山法師」と言われるようになったとされています。花言葉は『友情』。中央に集まった小さい花々が、集まって団結している様からつけられたようです。

 植物学者の牧野富太郎さんは、植物を採取し、新種に名前を付けていきました。名前があることで、『雑草』と十把一絡(じっぱひとから)げにせず、一つの固有の植物として認識することができるというわけですね。人もそうかもしれませんね。きちんと名前を言わなければなりませんね。「おはよう、〇〇さん」、「こんにちは、◇◇さん」、「さようなら、△△さん」。きちんと顔を見て、にこっと挨拶できたらと思っています。