日誌

アートデー

 11月16日(木)11月も中旬。秋を越して冬のような朝晩の陽気ですが、日中はあたたかな小春日和です。(英語ではIndian Summer)明日の明け方から天気が崩れ大雨の予報が出ていますので、十分気をつけてください。

 さて、今日は芸術の秋、香取中のアートデー。毎週木曜日は全学年で美術と音楽の授業がある日です。3時間目、1年生の音楽は鑑賞。題材はシューベルトの『魔王』。出だしのピアノ伴奏、劇的な曲構成、そして歌詞の内容。どれをとっても一度聞くと強烈に印象に残る曲です。みなさんはいかがですか。教科書には楽譜が載っており、日本語の訳詞が添えられ、一部キーとなる部分は原曲のとおりドイツ語が記されています。ピアノを使って音楽担当の先生が曲を解説。また、歌詞の日本語、英語、ドイツ語を比べて説明をしていました。私のお父さんは英語では My father、ドイツ語では Mein Vater。私の息子は英語で My son、ドイツ語では Mein Sohn。これらの単語を見ると、英語とドイツ語は近い言語だなと思い、興味深いですね。

 同じ時間、2年生は美術。オルゴール木箱に木彫です。今回もどんな模様、絵柄を彫っていくかデザインを考えました。ふたの部分だけではなく、側面も使った大胆な絵柄にチャレンジしている人もいれば、前の単元で学んだ「連続するパターン柄」を利用した人もいます。出来上がったデザインはカーボン紙を使って、オルゴールの木箱に写し取っていきます。作品が楽しみです。

 4時間目、1年生は美術。題材は「版画でカレンダーづくり」。クラスで12カ月を分担し、お気に入りの絵や曜日、日付を彫っていきます。木彫が仕上がった人は、刷りの工程に移っている人もいました。版画カレンダーづくりをとおして、彫刻刀の使い方に慣れ、2年生のオルゴール木箱への木彫につなげているんですね。

 そして音楽室では3年生が、「栄光の架橋」をパートごとに練習しつつ、その他のパートは、アルトリコーダーを練習しました。アートな時間が2階の音楽室、美術室で流れていました。

 お昼は、「白、白、白づくし」。給食の献立は、白身魚のレモンソースに白玉汁、そして白滝ピリ辛炒め。今日もおいしかったですね。そして、お昼の音楽は、パッフェルベルのカノンに葉加瀬太郎さんのエトピリカ、サンサーンスのサムソンとデリラからでした。アートデーを楽しむ豊かな心を大切にしたいです。