日誌

442年ぶり

 本日11月8日は第3回定期テスト初日で、「いい歯」の日で、そして大変珍しい「天体ショー」の日。お昼の放送で紹介された内容をここに載せます。

 今夜は、太陽と地球、そして月が一直線に並び、月がすべて地球の陰に入る「皆既月食」が見られます。また、同時に、月に天王星がかくれる「天王星食」も見られます。

 この皆既月食と天王星食がダブルで起こるのは、実に442年ぶり。1580年7月以来のことです。この年、天正8年は戦国時代末期です。今の匝瑳市の地に飯高檀林という日蓮宗の学問所が、この年1580年に設立されました。これは日本一古い大学とも言われています。また、この年は織田信長によって一向一揆が鎮圧された時期になります。そんな442年前、好奇心旺盛な織田信長も皆既月食と天王星食を見ていたのでしょうか。

 第3回定期テスト初日の今夜。テスト勉強で目の疲れたところ、目の体操に遠く東の夜空を見てみてください。すばらしい「天体ショー」を楽しむことができます。皆既月食は午後7時16分頃から8時42分までの約1時間半。天王星食は肉眼で確認することは難しいようです。双眼鏡か望遠鏡がある人は、天王星食を楽しんでみてください。

 なお、お昼の放送では、「天体ショー」にちなんで、フジ子ヘミングさんのピアノで、ドビュッシー作曲「月の光」と藤原真理さんのチェロで「星めぐりの歌」が紹介されました。