日誌

うららかな天気 学び方を学ぶ第3弾

 2月26日(水)、昨日の朝と違って寒さが緩み、日中はうららかな春のような天気となりました。みなさん、お元気ですか。プランターに植えたチューリップの球根から芽がどんどん伸びてきています。春が近づいています。

 さて、今日の香取中。朝読書の時間に2年生教室にお邪魔しました。先週の1年生に引き続き、教科書をきちんと読もう!を目的に、『チャレンジ ザ 教科書』を実施。2年生のみなさんは昨日の社会の授業で大日本帝国憲法について学びました。そこで今回はその憲法について復習を行いました。その流れは以下のとおりです。

チャレンジ ザ 教科書

Step1  昨日学んだ社会の教科書のページをすばやく「開く」(指定されたページを開けたら挙手)

Step2 モニターに映し出された文章を「みつける」(みつけたら挙手)

Step3  指定された箇所の意味をクラス全体で共有し、その後「黙読する

Step4  声に出して「音読」する。

Step5  先生の音読を聞きながら「目で追う

Step6  指定された箇所を90秒で何文字書けるか「目標を立てる

Step7  指定された箇所をプリントのマス目の中に「書く(視写)

Step8  何文字書けたか数えて、「記録する

Step9  友達とプリントを交換して、読めない字、書き間違いを赤ペンで「チェックする

 この流れで昨日学んだ箇所を視写してみました。視写した文章は以下のとおりです。

 国会は帝国議会とよばれ、衆議院・貴族院の二院制で法律をつくったり、予算を決めたりする権限をもちました。また、国民は、法律の範囲内という制約はありましたが、言論・集会・出版・結社の自由や、信仰の自由、信書の秘密、所有権の不可侵などが認められました。

 振り返りでの2年生の記述を紹介します。授業はもちろん社会に出ても、黒板を写したり、メモを取る場面が多くあります。そんな時にすばやく書き留められるといいですね。そしてこの「すばやく」には、ある程度文章を頭に入れておかないとスピードが出ないことが、振り返りの中で記述されています。家庭学習でその日に学んだ教科書を書き写すという活動を行うと、自分の理解度を書くスピードで測ることができるということです。教科書の内容を理解していると、1文字1文字写すではなく、ある程度の「意味のかたまり」で書き写せるからです。教科書を「書き写す(視写)」という活動をすることで、教科書の内容をきちんと自分が理解しているかが分かりますし、きっと暗記のように「声に出して読む」ことがするすらとできるようになると思います。

・文章にあらわして書いてみると、意外と覚えてなかったりして驚きました。楽しかったです。

・すごく集中できた。文字を書く時、時間が迫っていて焦った。

・読解力が自分はもともとあまりなかったので家でもやろうと思った。

・こうやってやると教科書の内容をよく理解できるかも。

・文を覚えていたり書きながら次の文も読めたりしたら、速く書けると思いました。

・速く書いたりなどしっかり内容を覚えたりしておかないと難しいなと思いました。

・教科書を見てるよりも、声に出して暗記した方が頭に入ると思いました。

・新しい勉強方法として取り入れたいと思いました。