日誌

香取の素敵なアートでおしゃべりタイム開催

 12月21日(日)みなさんお元気ですか。今日は本校体育館を会場にヘルスバレーボール大会が開催されました。多くの選手、関係者が来校され、校庭は多くの車が駐車。午後3時過ぎまで大会が行われました。

 さて、同日午前9時30分から「香取の素敵なアートでおしゃべりタイム第2弾」が本校図書室1階閲覧スペースを会場に開催されました。これは、香取市及び周辺地域で活性化という同じ志をもつ仲間たちと一緒に、地域を元気にするプランを共創する実践型プログラム『佐原のあしたPROJECT』の一環。今回のイベントもその社会実験のひとつとして行ったものです。このプロジェクトは「アートでつなぐ香取のミライ!」をテーマに、アートをとおして世代間をこえた参加者が自由におしゃべりをしながら、地域の良さを発見し、ともに未来へつないでいく草の根活動。

 今回のプログラムは国立美術館制作のアートカード(美術館所蔵の作品カード)を利用して、気になるアートカードを1枚選び、参加者同士で自己紹介。その後、香取にちなんだアート作品の鑑賞。今回は本校所蔵の大崎善生画伯の水彩画「蓮の花が咲く頃」(本校開校20周年記念時に遺族より佐原文化協会をとおして市教育委員委から寄贈)。その他、染色家の柚木沙弥郎氏の作品とデザインポスターの3点を鑑賞し、自分で欲しい1品を選択し、その理由を互いに共有しあいました。「アートには正解はない」という考えのもと、アットホームな空間の中で、参加者は自分の考えを自由に発表しました。ティーブレイクをはさんで、最後は蓄音機によるSP盤レコード鑑賞。エディット・ピアフの「枯葉」やビング・クロスビーの「きよしこの夜」などを鑑賞。100年程前の蓄音機と戦前につくられたSP盤レコードは、なつかしい音色で、聞き手のみなさんをうっとりさせました。

 今回の参加者は、地域活性化に関心をもった都内の大学生や地域住民のみなさんの10名あまり。次回も本校図書室1階スペースを会場に1227日(土)に開催いたします。生徒のみなさんや保護者、ご家族のみなさま、地域のみなさまにも是非ご参加いただきますようご案内申し上げます。