日誌

道徳の授業から

 毎週金曜日の4時間目は道徳の時間です。今日の3年生は、道徳の教科書『風に立つライオン』をとおして、考え議論する道徳を実践しました。題材はさだまさしさんの同名の曲『風に立つライオン』。授業冒頭にさださんの曲を聴いた後、この歌のモデルとなった実在の医師、柴田紘一郎さんのケニアでの診療所での取組をとおして、人としての生き方、人間の生きがいについてグループで話し合いました。本日の3学年通信でもその様子が写真とともに紹介されています。

 一方、2年生の道徳は『ジェンダー、平等、公平』。2年生の授業は1年生の時からデータ(主張となる根拠、エビデンス)に基づいて、議論を積み重ねてきました。今回は、本校の生徒の男女比や職員の男女比、学級役員の男女比などをもとに、なぜ日本では女性のリーダーが少ないのかなど、その打開策として平等・公平の観点から話し合いが行われ、続きは次回に持ち越されました。

 また、1年生では『人の心を動かす言葉』について、各自タブレットで調べ、選んだ『言葉』を用紙にまとめ、発表準備を進めました。人気コミックからのセリフなど、1年生のみなさんにとってどんな言葉が心に残っているのでしょうか。友達の発表が気になりますね。そしていつか『誰か』の言葉ではなく、『自分』の言葉が、誰かの心を動かすかもしれませんし、自分の心に大切にしまっておく言葉になるかもしれませんね。