日誌

相手を思いやる気持ち(林 俊幹)

 日曜日から、大相撲9月場所が開催されています。私は、この頃この大相撲を見るのが楽しみです。というのは、玉鷲(たまわし)というモンゴル出身の力士が好きになったからです。
 特徴と言えば、押し相撲で、入門以来休場したことがなく連続出場記録を更新しています。野球で言えば鉄人衣笠(広島)です。
 玉鷲を好きになった事は、連続出場記録を更新中に新聞記者が尋ねた時に「ああ、そうだね」記録のことは薄々聞いていたらしいが、笑みはなかった。「何とも言えない。相撲は相手がいないと取れない。相手が土俵に上がってくれて、記録になった
 この言葉を聞いて一気に好きになりました。自分の努力もさることながら、他人を思いやる気持ち。たとえ国籍がちがっていても日本人の心を持った力士だなぁと感心しました。