日誌

5月7日(金)

 今日は読書について。
 下の写真は、3年生の廊下に掲示されている詩です。3学年主任の馬場先生が、毎月1つの詩を紹介してくれています。5月の詩は「あなたに」(寺山修司 作)です。
 
  
 書物のなかに海がある。     
 心はいつも航海をゆるされる。
 
 書物のなかに草原がある。
 心はいつも旅情をたしかめる。

 書物のなかに町がある。
 人はいつも出会いを待っている。

 人生はしばしば書物の外で
 すばらしいひびきをたてて
 くずれるだろう。

 だがもう一度やり直すために
 書物のなかの家路を帰る。

 書物は、家なき子の家。
 
 (追記)
 小見中生の皆さんは本を読むことが好きですか?
 私はけっこう読書が好きで、最近は朝少しだけ早く起きて、読書をしてから出勤しています。わくわくするような文章に出会えると、朝から気持ちが前向きになり、とってもやる気が出ていい1日のスタートが切れます。
 また日頃、自分がなんとなく考えていることを、作者が本の中で自分の代わりに言ってくれるととても勇気をもらえることもあります。
 小見中生の皆さん、人生の先輩としてのアドバイスです。たくさん本を読んでください。きっと心豊かな毎日が送れると思います。