人はなぜ勉強するのか? 第3弾
「人はなぜ勉強するのか?」 第3弾です。
「勉強する」と「学ぶ」では意味合いが異なりますが、中央小の4年生が「人はなぜ学ぶのか?」をテーマとして、自分の考えを単作文にまとめる学習をしましたので、抜粋して紹介します。
〇人がなぜ学ぶのかは、自分を見つけるためだと思います。ぼくは学校へ通ってから自分を見つけられました。自分を見つけるというのは、自分の楽しいことや悲しいことがわかってくるということで、自分を見つければ、本当にやりたいこと、好きなことが見えてくると思います。
「学校(中央小)で自分を見つけられた」ってすごいです。校長として、とても嬉しい作文ですね。今の自分も、学び続けるとまた変わっていくのでしょうね。
〇ぼくがいつも勉強しているのは、将来の夢を叶えるためです。子どもの時は自分ができるかぎりの勉強をすることが大切だと思いました。大人になっても努力し続けます。人生は自分で決めるものなので、ぼくは将来の夢のためにがんばっています。
「大人になっても努力し続けます」って宣言しているところが素晴らしいです!「人生は自分で決めるもの」という言葉も素敵です。
〇私は学ぶのは自分の夢のためだと思います。学ばなければ夢が叶えられないと思います。勉強しないと特別な資格をもつ人にもなれないし、学ばないと得られないものもあります。
この児童は、きっと「夢」をもっているんですね。特別な資格が必要な夢なのでしょうか?学ばないと得られないもの、たくさんありますね。
〇私の考えは余裕をもって青春するためです。校長先生は「答えは人による(人によって違う)」と言いましたが、私の答えはこれで、ぜひ友達の意見も知りたいと思いました。
「青春!」よい響きですね。「余裕をもって」というところを詳しく聞いてみたいです。ぜひとも、友達同士で意見交換してみてください。
児童たちが校長の話をよく聞いてくれて、よく考えてくれたことが伝わってきました。
子どもは大人が真剣に話すことをよく聞いて、大人が考えている以上によく考えてくれます。
職員には校長からあらためて「先生方の考えを児童たちに伝えてください」とお願いしています。
この「校長日誌」を読んでくださった方も、身近な子どもたちに「人はなぜ学ぶのか?」を真剣に語ってみてはどうでしょうか?
大人たちみんなで、子どもたちの夢を育てていきたいと思います。