学校生活

3年生 高齢者・障害者体験

 3年生が総合的な学習の時間の『共に生きる』の学習で,
高齢者・障害者体験を行いました。

 
車椅子の体験では,段差を上るときの操作の仕方や,レバーの使い方,「動きますよ」「曲がりますよ」の声かけをすることなどを,最初に先生に教わってから実際に体験しました。
乗る人も操作する人もどちらの役も体験することで,「どういうことに気を付けると障害者は安心できるのか」ということを考えることができました。

 
 高齢者体験は,足首や手首におもり,膝にはうまくまがらないようにする装具,目には視界を狭め,色も見にくくするアイマスク,耳には音を聞こえにくくするヘッドホンをつけて行いました。
「思うように体が動かないよ」「階段なんて特にこわいね」「お年寄りはこんな感じで過ごしているのかな」などと,体験した子どもたちは話していました。
 また,介助役も,「上手に声かけをしたり,体を支えてあげたりしないとぶつかったりけがしたりしちゃう」「高齢者は介助者が頼りになるんだ」ということなどを,体験をとおして感じることができました。

今日のこの体験で,今まで分からなかった障害者や高齢者の感じ方や気持ちを理解し,どう行動したらよいかを考えるきっかけとなりました。