学校の様子

「あすチャレ!スクール」車いすバスケットボール(9月12日(火))

「ナイスシュート」、「ドンマイ」、「やったぁ」「ありがとうございました」体育館に子ども達の歓声が響き渡り、全校が一体となったイベント「あすチャレ!スクール」が7日(木)開催されました。

 

 

 

 

 

 

 このプログラムは、パラスポーツを通じて誰もが活躍できるダイバーシティ&インクルージョン(D&I)社会の実現を目指す「日本財団パラスポーツサポートセンター」が主催する、パラアスリートを中心とした講師がパラスポーツを通じて共生社会への気づきや学びの機会を提供する教育プログラムです。また「あすチャレ!スクール」は、全国で20万人以上の小・中・高・特別支援学校が参加するプログラムでもあります。

 今回、北佐原小には、車いすバスケットボールプログラムの講師として、加藤正(かとう ただし)さんをお迎えしました。

 

 

 

 

 

 

 

 加藤さんは、車いすバスケットボール選手として国体に7回出場。また、アイスホッケー、アイススレッジスピードレースの選手としても、冬期パラリンピックにも出場されたメダリストです。今日のプログラムでは、まず車いすの機能と乗り方、進み方、止まり方、車いすバスケのルールを確認し、デモンストレーションで華麗なドリブル、シュートを披露してくださいました。その後、5・6年生、教職員による車いすバスケットボール体験を行いました。

 

 

 

 

 

 

 体験を終えた子ども達からは、「怖そう、難しそうなイメージがあったけど、みんなでできてとても楽しかった。」、「普段、乗ることのない車いすに乗り、バスケの体験をみんなでできたことはよかった。」、「車いすの操作に夢中で声をだせなかった。またやってみたい。」等の感想がありました。

 

 

 

 

 

 

 試合後、加藤さんからは、「自分を表現できる“武器”を見つけよう」というお話をいただきました。子どもの頃は、いろいろなことにチャレンジし、本当にやりたいこと、興味のあること、好きな事を見つけ、自分を伸ばしてほしい。そして、夢を目標に変えて日々頑張ってほしい」というお言葉をいただきました。子どもたちも加藤さんのお話を食い入るように聞き、とてもよい姿勢で大切な言葉を吸収していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 わずか2時間のイベントでしたが、笑いと楽しさと人の生き方、努力の大切さを学べた貴重な時間でした。加藤さん、スタッフの皆さんありがとうございました。