日誌

香取中日誌

香取学習2オリエンテーション

 4月25日(金)みなさんお元気ですか。朝からどんより雲。気分が滅入りがちになるかもしれませんね。そんなときは、セルフコントロール。その場で10回ほど軽くジャンプしてみると、脳にスイッチが入り、身体が目覚めていくそうです。校庭では用務員さんがグランドの除草を進めています。タンポポの綿毛が多く飛び交うさまはきれいですが、体育や部活動で、けがをすることなく活動ができるよう整備を進めています。

 さて、今日の1時間目は香取学習2のオリエンテーション。香取中では総合的な学習の時間を「香取学習」と呼び、4つのユニットに分けて活動しています。その中でも多くの時間を割いて取り組んでいるのが『香取学習2』。人とつながり、かかわり、学び合う探究学習です。知的好奇心をフル稼働して取り組んでいる学びです。

 今回は香取学習2の4つのコースの紹介、そして学級でコース選択の希望を取りました。動き出すのは6月から、そして成果発表会は10月23日(木)です。今年もホームページでその学びの様子をお伝えしていきます。

 

歯科検診

 4月24日(木)みなさんお元気ですか。今日は朝から歯科検診。学区の歯医者さんにお越しいただき、本校生徒の歯の健診をしていただきました。自分の歯でおいしく食事をとりたいですね。そのためにもメンテナンスが大事。うがい、はみがきを習慣化したいです。春の歯科検診を行うたびに次の句が思い出されます。

万緑(ばんりょく)の中や吾子(あこ)の歯生え初(そ)むる 中村草田男

一面に生い茂る木々の葉、我が子の歯も生え始めた! そんな自然の生命力と、我が子の成長を「葉」と「歯」から想像させるすてきな句です。香取中学校でも、生徒の日々の成長をサポートしていきたいと思います。そして、繰り返される毎日を大切に送っていきたいと考えます。良質な普通に勝るものはありません。

今日の授業から

 4月23日(水)みなさんお元気ですか。今日は朝から雨。暦では4月20日が穀雨(こくう)でした。「雨降って百穀を潤す」ということばから来ているようです。春の暖かな陽気の中、雨が田畑を潤します。本校前の田んぼも田植え終え、その苗に暖かな雨が降り注いでいます。目を里山に移すと、紫色が目立ち始めました。藤の花が咲き出してきたようです。里山がいろいろな色合いに変化するさまを見られるのも、本校の魅力です。

 さて、2時間目の1年生は国語。阿川佐和子さんの「聞くということ」を1年生は今学んでいます。今日の授業は「聞くという行為」について。阿川さんは多くの方と対談をされています。話を聞くという行為は「受け身」に考えがちですが、実はとてもアクティブであることが阿川さんの文章から感じ取れます。話を聞きながら聞き手が疑問に感じたことを話し手に「問う」ことで、会話がさらに広がり、会話は面白くなる。会話に出てきた言葉がきっかけで聞き手は忘れかけていたことを思い出し、会話がさらにふくらむ。みなさんは友達や先生の話を聞きながらそんな経験はないでしょうか。頭の中にばらばらにあった知識が、会話する中で「あーそうか!」とつながった瞬間を。点が線になる感覚です。「聞くという行為」は「話すという行為」と同様に、刺激的であり、考えを整理することにもつながりますね。

 3時間目の3年生は保健。感染症について学びました。私たちはこれまでインフルエンザや新型コロナウイルス感染症によるパンデミックを経験しています。正しく恐れ、どう予防や対策をしていくか、他人事ではなく自分事として考えていきたいですね。

 4時間目の3年生は技術。今年度から技術担当の先生が変わりました。今日は生物の育成について学びました。今年はどんなものを栽培するのでしょうか。

 そして、今日の給食は地産地消献立『千葉を味わおう』。水郷どりのソテーマッシュルームソースがけに丸パン、さつまいもとベーコンのスープ。カラフルサラダに牛乳。デザートはソフール。パンに水郷とりのソテーをはさんで「香取バーガー」にしていただきました。香取バーガーは、ご当地バーガーとして3年前のふるさとフェスタ2022で登場したものを給食に取り入れたものです。給食に初登場した際は新聞社による取材も本校で受けました。

今日はアースデー

 4月22日(火)みなさんお元気ですか。今日はアースデー。地球環境について考える日。1970年から始まった取組のようです。

 今日の1時間目、1年生は社会。世界で面積が小さい国ランキングトップ5を地図帳を使いながら探しだし、世界の地理について学びました。ちなみにそのトップ5は、①バチカン市国、②モナコ、③ナウル、④ツバル、⑤サンマリノ みなさんはどこにある国かご存じですか。気になったら調べてみなせんか。この中で4番目のツバルは太平洋上にある小さな島国。地球温暖化等による海面上昇により、水没する恐れがあると言われています。アースデーのこの日。私たちが住む地球について考えてみたいですね。

 3年生は英語。修学旅行先の松本でどんなことをしたいかペアで会話。その後、かとらぼリーディング。2年生の教科書を使って読解。黙読後、先生に続いて音読、そして各自で時間内に何回音読できるかタイムレース。その後、内容理解の問題を解きました。これが毎時間冒頭の活動です。

 一方、2時間目の3年生は理科。浮力についての学習。浮力とは水中の物体に加わる上向きの力。浮力の大きさは何によって変わるのかグループ毎に予想。密度や水圧、空気や重力、面積が係わってくるのではないかと予想を立て実験。アルミ素材の実験用具で実際にバネばかりで測定しながら水槽の中におもりを垂らし測定しました。さて、浮力の大きさは何によって変わるのでしょうか。

 2年生は社会。地図記号カードを使いながら復習。地形図などを読み解く基礎知識をしっかり身に付けたいですね。

 2時間目の1年生は数学。正負の数を今学んでいます。「0の地点を漢字2文字でなんと言いますか?」の問いに、1年生のみなさんは『原点』と答えました。これから数学を学んでいく上でとても大切な考え方のひとつ。今日もいろいろな学びが進んでいます。

 4時間目は1,2年合同体育。反復横跳びの20秒トライアル。基準線から左右に移動する1,2年生の姿を見ていると、数学の正負の計算の0を原点にプラスとマイナスを表示する数直線を思い出しました。

 今日のお昼は、いかチリソースフライ、春雨丼の具にごはん、牛乳。デザートはあんにんフルーツ。今日は中華メニュー。おいしくいただきました。

 

 

ことばの学び

 4月21日(月)新しい週が始まりました。みなさんお元気ですか。今日は各学年の国語、英語の授業を紹介します。

 1年生は国語、金子みすゞさんの詩「不思議」を読み、その表現方法について学びました。

 3年生は、授業冒頭で声に出して音読練習「か行 カキクケコ音読」編。モニターに映し出された文章をはっきりと口の形にして声に出します。声に出すことで脳も活性化。授業の振り返りでは「自分の言葉でその後谷川俊太郎さんの「春に」を声に出して味わいました。春の時期、自分のこの気持ちは何だろうと自答する詩。相反する気持ちをどう自分で受け止めたら良いか、そんな内なる自分と向き合う詩。みなさんはどうですか。

 2年生は英語。未来の表現の第2弾「will」。モニターに映し出されたメニューを見て、お寿司の注文。「〇〇を食べよう! マグロ食べよう ⇒ I will eat tuna.」と実際場面で使われる表現を使ってペアになっていってみました。「be going to」があらかじめ計画してることを英語で表現する場合に使うことに対して、「will」は今その場で決めたことを表現する時に使うこと。お寿司屋さんでメニューを注文するときは、その場でどれにしようかと考え、「ではこれたべよう」となるので「will」。微妙なニュアンスの違いを適切な場面や状況で言えるようになると、「生きた知識」として活用できますね。ではこのホームページを読んで谷川俊太郎さんの「春に」を読んでみよう!と思ったら、それは「be going to」それとも「will」?今ホームページを読んで決めたので「will」ですね。I will read "Haru ni" by Shuntaro Tanikawa.