日誌

香取中日誌

It's raining cats and dogs!

 3月19日(水)今朝は8時過ぎに雷鳴が聞こえ、どしゃ降りの雨になり、途中、あられやひょう、雪まで降るめまぐるしく変化する天気となりました。お昼近くにはその荒れた天気も収まってきました。みなさんお元気ですか。

 どしゃぶりを英語では『 It's raining cats and dog.』とも言います。これは、猫と犬は仲が悪いというイメージから騒がしさを連想させたり、古代神話では、猫は雨を降らせる大雨、どしゃ降りのシンボルであり、犬は風を起こす強風のシンボルと考えられていることに由来しているようです。 

 本日は学年末PTA。保護者のみなさまにおかれましてはお足元悪い中、お気を付けてご来校ください。

今日の香取中

 3月18日(火)晴れ間の二日目。午後からは雲が出てきました。みなさんお元気ですか。登校する生徒のみなさんと挨拶を交わしながら朝がスタート。今日のお昼のメニューは、ごはんにめんたマヨチキン、けんちん汁にピーマンこんにゃくじゃこ炒め、チーズに牛乳。新味のチキンソテー、おいしくいただきました。昼休み、体育館ではバレーやバスケットボール。図書室や教室など、思い思いの場所で過ごす時間。1年生の教室脇の廊下には数学の統計で学んだことを生かしたリサーチ結果が掲示物として展示されています。保護者のみなさんには学年末PTAで来校の際、ご覧ください。

 5時間目の2年生は理科。学習課題は「1つの色に見えるペンはどんな色が混ざっているのだろうか」。水性ペンを使ってのペーパークロマトグラフィーの実験。ろ紙に水性ペンで色を付け、ビーカーの中の水に入れると、1色と思った色が実は混色であったことが、ろ紙の色の変化からわかりました。色の三原色は美術でも学ぶ内容です。理科と美術がペーパークロマトグラフィーでつながりました。この実験を利用して、ろ紙以外にも、コーヒーフィルターを使ったりすると、さまざまな模様が浮かび上がり面白いかもしれませんね。ぜひ、今日の実験を家でも試してみてはいかがですか。

あらたな週

 3月17日(月)みなさんお元気ですか。『春に三日晴れなし』の言葉のように、春の天気は変わりやすく、連続して晴れる日が三日続かない今日この頃です。週末は曇りや雨でしたが、今日は晴れ。気持ちのよい朝を迎えました。校庭の花々がきれいですので紹介します。ラナンキュラスやネモフィラが咲き、チューリップも場所によりつぼみがふくらみ開花間近です。1,2年生昇降口あがっての廊下には、3年生を送る会で使った小道具類や1年生の国語で作成した詩(金子みすゞ、萩原朔太郎、草野心平、三好達治、千求麻也)とイラストが展示されています。保護者のみなさまには3/19学年末PTAでご来校の際、ご覧ください。また、図書室には、おすすめの本紹介がされています。昼休みにはたくさんの生徒が集まる場所。本の情報発信もしています。どうぞお立ち寄りください。

 生徒下校後は職員研修。来年度に向けてアレルギー対応の研修を行いました。安全安心な学校づくりを引き続き進めて参ります。

 

今日の香取中

 3月14日(金)おだやかな春めいた天気。校庭の花も日差しをたっぷり浴び、気持ちよさそうに開花しています。先日、佐原中学校さんからおすそわけいただいた「リビングストンデージー」が色とりどりに咲いています。花言葉は「瞳の輝き」。すてきな花言葉ですね。冬枯れの庭から春を告げる明るい色彩のリビングストンデージーは見ているだけで元気になりそうです。今日の給食はごはんにさわら西京焼き。豚丼の具、ひじきのサラダ、デザートはデコポンに牛乳。今日の魚はさわら。漢字で書くと「鰆」。名前の由来は、瀬戸内海や関西で春にたくさんとれていたためと言われています。さわらは春を味わう魚ということでしょうか。おいしくいただきました。昼休みは体育館でバレーをしたり、ALTの先生と会話をしたりと思い思いの時間を過ごしました。

 さて、今日の5時間目の1年生は数学。1年間の学習のまとめを、章ごとに分担してプリントづくりをしました。学んだことを相手に伝えることで、より理解が深まりますね。一方、2年生は5月の修学旅行に向けてのオリエンテーション。テーマは「挑戦 Challenge」「体験 Experience」「発見 Discovery」。スライドを見ながらイメージトレーニング。来年度から行き先を変更。長野県松本市や諏訪市で班別行動、自然体験や飯ごう炊さん、企業(セイコーエプソン)訪問をする予定です。

デフ陸上アスリート講演会

 3月13日(木)午後からデフ陸上アスリートの田井小百合さんをお招きして講演会を開催。1,2年生に加えて卒業生有志も参加しました。田井さんは白井市出身。中学3年時に100mハードルで全国大会優勝、その後も国内トップレベルの選手として活躍。30歳の時に耳の病気により聴力が低下。その後デフリンピックを知りデフ陸上へ転向しました。デフとは耳が聞こえないという意味で、デフリンピックは4年に一度デフアスリートを対象とした国際総合スポーツ競技大会です。田井さんはデフリンピックに100mハードルで3度出場し、世界トップレベルのデフハードラーとして活躍してきました。今年の11月には日本で初めてデフリンピックが開催されます。田井さんは現在は棒高跳へ種目変更し、東京2025デフリンピック出場とメダル獲得を目指しています。

 講演会では田井さん本人の小学校5年時のハードルの大会や棒高跳の競技動画を交えながら、デフリンピックや本人の競技について説明をしていただきました。後半は陸上教室。大会で使われる手話を教えていただいたり、棒高跳のポールの持ち方などを実演し、実際に生徒が構えたりと体験時間となりました。デフアスリート用のスタートランプを実際に使い、生徒全員がスタート練習をし、デフアスリートの感覚を学びました。続いて手話通訳者を交えての質疑応答。ハードルから棒高跳に転向した経緯やデフアスリートとして大会に出場するときの大変さ、ハードルの恐怖心や大会での緊張感・プレッシャーに打ち勝つ方法などなど生徒からはいろいろ質問が出ました。田井さんからは丁寧に一つ一つお答えいただき、実技指導では具体的な動きなども示していただきました。田井さんの回答の中で印象的だった1つは、プレッシャーを克服する方法。緊張してプレッシャーに負けそうになったときは、空を見上げてみること。空の果てしなさから自分自身を振り返り落ち着かせる心もちを教えていただきました。

 生徒代表お礼の言葉では、ハードル選手として活躍していた中、耳が聞こえなくなる不遇にも負けず努力している田井さんの姿から学んだこと、自身が同じ境遇になったとしても目標を失わず頑張っていきたいと強い思いを発表しました。

 本講演会開催にあたり、本校学校評議員の鎌形さま、一般社団法人日本デフ陸上競技協会の山岸さま、和田さま、三坂さまにご支援ご協力いただきましたことに感謝申し上げます。