日誌

香取中日誌

校内研究会

 6月12日(水)午後から北総教育事務所から指導主事の先生をお迎えして授業を見ていただき、その後、授業改善に向けて協議を行いました。授業を見ていただいたのは1年生が理科、2年生が国語、3年生が数学。1年生の理科は「いろいろな物質」。3つの白い粉が片栗粉、食塩、砂糖のどれなのかをグループごとに実験を行い、その分析から正解を導き出しました。2年生の国語は「伝えたいことを相手や媒体を考慮して書く活動」。新聞に投稿しよう!を課題に、相手を意識した構成で書くこと、タブレットを使ってグループごとに友達の作品を読みあいコメント入力、その後、推敲してより良い投稿作品を作り上げました。3年生の数学は「平方根」。身近なプリントの紙のサイズ、A4サイズの紙の縦や横の長さの比について、比例式で調べるグループと紙を折ることで確かめるグループに分かれ検証し合いました。「これってどうなの?」「あれ~、不思議!」といったつぶやきや疑問を大切にした授業づくるを進めていきたいと思います。

 

日常の中にある非日常

 3年生の廊下から外に目をやると、技術室脇の中庭に赤みかかったピンクの花をみつけ、思わずシャッターを切りました。ネムノキの花でした。なんとも不思議な形。ネムノキが枝を伸ばした姿を下から見上げるとなんとも言えない南国感。アンリ・ルソーの絵画「夢」の中に迷いこんだ感があります。体育館脇にはキョウチクトウの白い花が咲いています。キョウチクトウは有害な虫や生き物を寄せ付けない植物のため、公園や学校に植えられることが多いようです。白い花は以前ホームページでも紹介しましたが、まるで扇風機の羽根、風車やスクリューのような形をしているので、花が風を起こしてくれるように思ってしまいます。校庭フェンスの外には、種がこぼれたのか、コスモスの花がもう咲いています。

 昼休み、体育館では体育祭用のダンスの動画撮りをしていたり、バスケやバレーに興じていたりする生徒を眺めていると、学校の目の前に貨物列車。「桃太郎」が鹿島コンビナートからたくさんの貨物を引っ張り東京へ向かっています。校庭ではサッカーをしている生徒、職員の先に桃の実ではなく、梅の実がたくさん木になっています。全くこれまで気づいていなかった光景がそこにありました。

 校舎にはいただい絵画のポスター。その日の気分で見えるものが変わりそうな、元永定正さんの作品。踊り場にはゴッホの種まく人。どんな種をまいているのでしょうね。自分だったらどんな種をまきますか。日常の中にある非日常を楽しんでみるのも、日々の小さな幸せの発見ですね。

 ところで、香取市では千葉県誕生150周年記念事業の一環として、「香取・アート・タイム」を開催中です。小野川沿いの与倉屋大土蔵と佐原三菱館で香取市在住の作家、志村信裕さんのアート展を16日(日)まで行っています。まちがアートのような佐原で非日常を味わう機会です。体験した感想をシェアしたいですね。

 香取・アート・タイム 特設サイト ▷ https://katori-arttime.com/

絵本、ストーリーテリングの世界

 みなさんは絵本を読まれますか。中学生にとっても、大人にとっても「絵本」はおもしろい!そんなオモシロワールドにお誘いしたく、年に何度か本校の図書室1階閲覧スペースでストーリーテリングを英語で行っています。

 さて、今日は今年から本校にいらしているスクールサポートスタッフ(SSS)さんが、ご自宅から絵本をもってきていただきました。すてきなセレクションで、今後、昼休みを使って、絵本を英語で紹介したいと思っています。また、3年生の昇降口には国語の先生が、早口言葉絵本を紹介してくれています。ぜひページをめくってみてください。絵本には見る楽しさ、読む楽しさ、声に出す楽しさ、そしてそうぞう(想像、創造)する楽しさがあると思いませんか。

 

晴れの一日

 6月11日(火)みなさんお元気ですか。今日は晴れ渡り、暑さ指数も「警戒」が出ているので、熱中症対策を講じながら学習活動を進めていきます。

 さて、先週の木曜日に3年生の保護者と全校生徒、職員で校庭の草刈り、除草を行いました。昨日と今日、市役所から軽トラックをお借りして、用務員さんに除草した草を伊地山クリーンセンターに搬入してもらっています。干していた草が週末の雨で心配でしたが、無事クリーンセンターに運べることができ、昼休みもグラウンドで遊べるようになっています。刈草が干されている山が転々とある風景も、見方を変えれば田園の「のどかさ」を感じます。

 今日は香取市教育委員会と香取特別支援学校からお客様をお迎えして、1時間目、2時間目と子ども達の学びの様子を見ていただいています。ちなみに、1時間目は1年生は数学、2年生は国語。3年生は実力テストを実施中。授業見学や教室環境、校舎環境をとおしてお気づきなったことなどおうかがいし、今後の学校運営に生かしていきたいと思います。

水の郷小出前授業

 6月10日(月)5時間目の時間帯に、水の郷小6年生のみなさんに本校から出前授業にうかがいました。内容は英語。さとう わきこ作・絵、ばばばあちゃんシリーズから「あめふり」を取り上げ、ストーリーテリングを本校職員2名で行いました。ストーリーテリングは一方的な読み聞かせではなく、絵本を見ながら質問したり、おしゃべりを交えながら読みすすめていくもの。その英語版として、英語を使いながら絵本を楽しみました。6年生のみなさんの素敵な笑顔と、絵本を読み進めながらのつぶやき、反応もユニーク。なるほど!と思う受け答え。じっくり時間をかけて絵本のページをめくる楽しさを味わいました。その後、香取中に入学するにあたって少しでも不安が解消できるように、「香取中の1日」「香取中の1年」をスライドで紹介しました。水の郷小の6年生のみなさん、来年の4月に本校で会えることを楽しみにしています。