職員あいさつ

卒業に向けて

6年前に入学し、卒業までに約1200日、佐原小学校に通う子どもたち。そんな6年生も登校する日数は、今日を含めてもあと42日となりました。

17日(火)に、佐原中学校の新入生と保護者への説明会が行われました。6年生は、職員が引率して中学校に行きました。校長先生の話を聞いた後、携帯電話等の使用に関する注意を聞いたり、部活動の見学をしたりしました。

また、来週23日(月)から卒業プロジェクトとして、ボランティア清掃が始まります。この活動は、お世話になった先生方や下級生、校舎等々に感謝の気持ちを伝えたいと子どもたちが話し合って決めました。「卒業」に向けての活動が本格的に始動しているこのごろです。

学校とは、生き方を学ぶところ…子どもたちはこの6年間で様々な経験を積み、学びました。家族、地域の方々、先生方等々、たくさんの大人に出会い、学級や学年の友だち、上級生や下級生という数え切れない人々の中で生活し、学んだり、刺激し合ったりして育ちました。

いよいよ、仕上げの時期となります。卒業に向けて、今はもう一度自分を振り返り、立派に羽ばたく準備をする時期です。自分たちは生きていく上でどんな大切なことを学んだのか。自立してるのか。学習してきた知識は単に情報で終わらずに、次に出合う学習で生かされる知恵となっているのか。素直に物事を受け入れ、考えられる柔軟性はあるのか。自分で考え判断し、行動できているのか。

卒業の日に、立派に成長した誇りと、それを支えてくださった多くの方々へ感謝の気持ちを胸に、堂々と羽ばたいてくれることと信じています。残りの日々をかかわってくださった多くの方々への感謝と佐原小学校での大切な思い出づくり、そして、学習や生活面での集大成に全力で過ごしてほしいと思います。


【佐原中まで徒歩で移動します】
 
【緊張の面持ちで佐原中に到着しました】
  
【一言も漏らさないように説明を聞きます】