職員あいさつ

知識のアップデート


突然ですが、問題です。

Q1 日本の最大の貿易相手国はどこ?

Q2 埼玉県の県庁所在地は?

 

 正解は以下になります。

A1 中華人民共和国  (×アメリカ合衆国)

A2 さいたま市    (×浦和市)

 

 上記の問題は、私が昔教わったことや習ったことと変わっている情報に関する問題です。みなさんはできたでしょうか。

 

 現代は、グローバル化をはじめとした大きな変化のうねりの中にあり、子どもや青年時代に学校で学んだ知識が一生通用する時代ではなくなっていると言われています。

学校で学習する教科の中でも、私が子どもの頃に教わったことや、習ったこととは変わっていることが特に多い教科が「社会科」です。その社会科を指導する立場として日々感じることは、「自分自身の知識を日々アップデートしていく必要がある。」ということです。今回書いた正解も、もしかしたら数年後には不正解になっているかもしれません。このような状況の中で子どもたちに「生きる力」を身に付けさせていくためには、私自身も普段からアンテナを高くし、新しい情報を取り入れていくことが大切だと感じています。

 また、昨年度から学習している「佐原学」では、佐原小学校や身近な地域について子どもたちが情報を集めたり、発信したりしています。4年生は現在、総合的な学習の時間に、佐原小のよさや特徴をパンフレットにまとめる活動を行っています。その中で忠敬先生の銅像があることを取り上げている子がいました。その子たちは佐原小学校の銅像を調べていく中で、佐原公園(諏訪公園)や忠敬旧宅にも銅像があること、今年になって佐原駅南口ロータリーにも銅像が建立されたことを紹介していました。去年まで佐原には3ヶ所だったので、情報は変化しています。学習していく中で、子どもたちにも、知識をアップデートしていくことの大切さを実感させています。

 

最近、私がアップデートした知識をご紹介して終わりにします。

 

【伊能忠敬先生に関する知識のアップデート】

 伊能忠敬の銅像がある場所(下線が引いてあるものがアップデート内容)

 ・佐原小学校校庭

 ・佐原(諏訪)公園(没後100年を記念して)

 ・伊能忠敬旧宅

・九十九里町 伊能忠敬記念公園(出生の地)

 ・東京都富岡八幡宮…測量出発前に必ず参拝し成功を祈念していた。

 ・佐原駅南口ロータリー(没後200年を記念して)…毎晩、北極星を観測していたので北を向いている。

北海道福島町豊浜 北海道内の測量をスタートさせた地(没後200年を記念して)