職員あいさつ

リレーのルールが変わりました。


みなさん、一度は体育の時間に、リレーをしたことがあると思います。体育でも、オリンピックでも、リレーには注目が集まり、とても盛り上がる競技です。

さて、バトンを受け渡す区間「バトンゾーン」(正しくはテークオーバーゾーン)の長さは20mでしたが、これが30mに変更されました。とは言っても、従来20mのゾーンの手前に10mの加速区間がありましたので、競技を見た様子は以前と変わりません。

ところが、このルールの変更で、30mの区間の中であればどこでもバトンパスができるということになりました。このルールの変更を活用すれば、今まで以上に一人あたりが走る距離に変化をもたせることができることになります。第1走者であれば80m少々であった走る距離を70m少々にすることも可能です。また、第2走者は長い距離を走ることが可能になります。各チームが、走る選手の特性に合わせた作戦を考えることができるのです。

学校や学級をチームとして考えると、一人一人にはそれぞれの特性があります。学校や学級で作戦を考えて、みんなのために得意なことで力を発揮したり、苦手なところを補ったりすることで、より力を発揮し、高めあえたらいいと思います。