職員あいさつ

「ざんねんないきもの事典」


 

 

 

 

「ざんねんないきもの事典」を読んだことがありますか。

 「ざんねんないきもの事典」には、一生懸命なのに、どこか残念な生き物について、多くのことが載っています。子どもたちも大好きで、多くの児童が読んだことがあるようです。大人が読んでみても、くすっと笑ってしまうほどおもしろく、「へー!」とおどろくほど勉強になる本です。

 その中でも、私が特に印象に残っているのは、ティラノサウルスについてです。ティラノサウルスはお肉を食べ過ぎて、「痛風」を患っていたような骨の変形が化石に見られるそうです。肉食獣として知られるティラノサウルスですが、ライオンなどとは異なり、尿酸を分解することができなかったそうです。「痛風」は、風が吹くだけでも痛いと言われるほどの病です。全長13mにもなるティラノサウルスが、風に吹かれて痛がる様子を想像してみましょう。・・・こわいですよね。現代人とも共通する病を患っていたということを知り、少し親近感がわいてきました。

 このような情報が1冊の本にたくさんまとめられています。ぜひ、手にとって読んでみてください。