職員あいさつ

子どもの豊かな育ちを支援する


私は学校事務職員です。この職について35年目になります。採用された「昭和」の時代から「平成」「令和」となるまで、私たちの職務内容は様々な変化がありました。その中で一番の変化は、「学校事務の共同実施」という組織ができたことです。
 共同実施とは、複数の小中学校が連携することにより、学校事務機能の強化と、学校運営に関する支援を行い、学校教育の充実に資することを目的とする組織です。
 共同実施の研究は、平成10年9月の中教審答申の中で、「学校事務・業務の効率化」が示され、そのために具体的に提言された改善策の一つです。県教委では翌11年度から共同実施の研究を始め、香取市(旧佐原市)では、14年度に佐原中学校へ研究加配として事務職員が1名多く配置され、十数年にわたり地道な研究を続けてきました。
  現在では学校への定着も図られ、25年度から本格実施として県内全ての市町村で行われるようになりました。

 香取市の共同実施は、中学校区を基本とした5つのグループで構成され、佐原小学校は「佐原中・新島中グループ」に所属しています。



「佐原中・新島中グループ」 (7校:8名)
   佐原小学校、北佐原小学校、福田小学校、神南小学校、新島小学校
  佐原中学校、新島中学校


 今年度の主な活動内容を紹介します。 〇わらびが丘小学校統合支援
  〇入学説明会資料(事務部門)の作成
 〇文書管理支援
 〇学校徴収金について     他


 学校事務職員は、規模の大きな学校を除いてほとんどの学校が一人の配置ですが、共同実施という組織ができたおかげで様々な取り組みを行うことができました。「佐原中・新島中グル-プ」の事務職員は、勤務場所は異なりますが、佐原小学校の子どもたちのために専門性をもった学校運営チームの一員として頑張っています。