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睡眠の大切さを実感
私は、学校の中で教科を教えるほかに、保健主事という立場にいます。保健主事の研修に参加し、聞いてきたことを紹介します。
〇 睡眠不足は、老化・肥満・学力不振・注意力散漫・切れやすい精神状態・衝動性・反社会的行動・発がん率が高まる・倦怠感・落ち込む精神状態・むら気・薬物に走る・自殺を図るなどをもたらす。よいことがない。
〇 ちょうどよい睡眠時間は、人によって様々。次の日の午後2時から4時ぐらいに眠気がさしたら、睡眠不足だったと思うこと。午前中から眠いのは、当然睡眠不足。寝だめはできないので、毎日きちんと寝ることが大切。
〇 子どもに睡眠の大切さを語る前に、まず大人が、よく寝ようとのこと。
〇 快眠への6原則
1 朝の光をあびること
2 昼間に活動すること
3 夜は暗いところで寝る(真っ暗が理想的)
4 規則的な食事をとること
5 規則的に排泄すること
6 眠りを阻害する嗜好品(カフェイン・ニコチン・アルコール)、就寝前のスマホな
どメディアの接触を避けること
〇 寝不足で車の運転するのは、注意力散漫になり、酒酔い運転と同じ認知力になってしまう可能性もあるので、危険。お酒を飲んでないのに、事故を招く!
〇 日本人は、世界一睡眠時間が短い状態になっている。年々睡眠時間が短くなっているのは危険。なぜなら、切れやすい人々が増えるということ。睡眠不足は、脳の前頭前野 が働かなくなり、切れやすい日本人が増えるばかり。その一方、アメリカは睡眠時間を増やしている。
〇 寝る間を惜しんで仕事をしても、仕事の充実は得られない。眠りの優先順位を、今よりあげよう。
◎R6 学校をよくするためのアンケートの結果について【数値】.pdf
◎R6 学校をよくするためのアンケートの結果について【記述】.pdf
千葉県・千葉市公立学校教員採用サイト「千の葉の先生になる」開設
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