職員あいさつ

平成29年の幕開けです!

平成29年の幕が開きました。月並みで恐縮ですが、「あけましておめでとうございます」。

学校は、年度単位で教育課程を考えるので、3月までが一つの区切りとなりますが、子どもたちにとっては次のステージへの心構えをしっかりとつくる期間です。12月までの自分、今日からの自分、そして、4月からの自分、それぞれの姿を明確に意識することができるでしょうか。成長するということは、そういうことができるということです。

ところで、「竹の節目」という話をご存知でしょうか? 竹はとても成長が早い植物です。節目ごとに伸びていきます。では、この節目は何のためにあるのでしょうか? それは、節目があれば〝しなる〟ことができるからです。ただ、伸びていくだけでは力が加わると折れてしまいます。人で言えばねばり強い、心が柔軟であり自分で立ち直る力をもっている、ということです。先ほどまで申し上げた、自分を確かに見つめられる子は、必ず、こういう節目をもっています。だから、しなやかに学校生活を送ることができるのです。

年の初めもそうですが、次の節目の3月、4月はもうすぐです。自分を振り返る、先の目標をもつ、そういうことを考える時間を過ごしてほしいと強く願っています。