職員あいさつ

400年の歴史が息づく佐原囃子

 佐原小学校には郷土芸能部があり、朝や放課後にお祭り好きの子どもたちが佐原囃子の練習をしています。4月からは4年生が新たに加わり、人数が増えました。最初は笛の音がなかなか出ず、苦労をしていた4年生ですが、5、6年生から教えてもらったり、曲を聴いたりして練習を頑張り、少しずつ上達してきました。5、6年生は、人数が少ないながらも、一人一人が自信をもって演奏できるようそれぞれの技術を日々磨いています。今までやっていなかった打楽器にも積極的に取り組み、いろいろな楽器ができるように練習しています。毎年、地域の行事に参加させていただくことが多い郷土芸能部。今年度に入ってからも、様々な行事に参加させていただいています。

 ところで、佐原囃子はどれくらい前からあるか知っていますか?なんと400年も前から続いているのです。もちろん昔からの曲だけでなく、新しい曲も取り入れてきた柔軟性のある郷土芸能です。地域ボランティアの方に曲の演奏方法だけでなく、曲にまつわる話や楽器のことなど佐原囃子の歴史を教わりながら、伝統ある郷土芸能をこれからもしっかりと受け継いでいきます。