学校の

算数科校内研修会を実施しました。    7月1日(月)

 いよいよ7月になりました。夏休みまであと3週間です。北佐原小学校では、今年度から研究教科を算数科に定め、研修を進めているところです。先週は、北総教育事務所の算数・数学科の指導主事をお招きして、「算数科の研究を進めるにあたって」という題目で御指導をいただきました。研修会では、研究主題として「目的」、「対象領域」、「方法(具体的な手立て)」を含めた主題として適切な主題はAかBかという検討をしました。職員も真剣に思考し、よりよい物を見いだそうと必死でした。

 

 

 

 

 

 

 また今回の学習指導要領の改訂でキーワードとして出されている「数学的な見方・考え方」、「数学的な活動」についてご説明をいただきました。

 「数学的な考え方」の代表として「帰納的な考え方」、「類推的な考え方」、「演繹的な考え方」について確認しました。

 「帰納的な考え方」は、具体的な事象から決まりを見つけ、その決まりを適用して問題を解いていこうとする考え方。

(例)5年 「内角の和」あらゆる三角形の角を切ったり、貼ったり、分度器で測定したりすることで、三角形の内角の和が180°である事を見いだす。

 「演繹的な考え方」は、きちんとした根拠をもって説明したり、結果を導いて考える考え方。

(例)5年 四角形の内角の和を求めるために、三角形に分けて、三角形の内角の和と三角形の数から四角形の内角の和を求める考え方。

 このような考え方を指導者が意識して指導することで、規則性を見いだしたり、法則性を見いだす姿勢が備わってくることも理解できました。

 

 

 

 

 

 

 今回の御指導を活かして、子どもたちにどのような力を付けるために、どんな研究を進めていくのかしっかりと研修に励んで行きたいと思います。指導主事の先生、御指導ありがとうございました。