学区の概要

 本学区は利根川流域の台地に位置し,稲作・果樹・園芸などの農業を主とした地域である。近年は,お勤めの方も増加し多様な職業構成となっている。  
 歴史的には,香取神宮の建立とともに門前町としてにぎわい,神宮につながる伝統的な風習が多く残されている。また,三世代,四世代家族の割合も高い。  
 さらに,この地域は昭和26年佐原市に合併されるまでの間,香取町として単一の行政区画であったことから住民のまとまりがよく,伝統的に教育への関心が高い。現在でも,PTA活動,子ども会活動,青少年相談員活動等をとおして学校へは大変協力的である。  
 一方,通学路が東関東自動車道のインターを横切ることから,交通量の増加に伴う交通安全への配慮が必要である。加えて,近年の児童数の減少に伴い,登下校の安全確保のために,地域の協力の必要性がますます高まっている。