１２月１６日（火）ＺＯＺＯの鹿子様を講師としてお招きして、出前授業を実施しました。この出前授業は、ＺＯＺＯが社会貢献事業として、「未来を担う子どもたちと共に自らの手で未来を想像し、創造する力を伸ばすお手伝いをすること」を目的とした事業です。香取地区では、初めての出前授業のようです。

　２校時に第４学年の道徳「個性について考える授業」をしていただきました。ＺＯＺＯで大切にしていることを聴いた後に、マインドマップを使って「得意なこと」「苦手なこと」「性格」について一人一人考えました。自分と友達との違いを知り、仲良く生活していくために「自分ができること」について話し合いました。

　３・４校時には、第６学年のキャリア教育「働くことについて考える授業」をしていただいました。講師の鹿子様は、常に子どもたちを「いいねえ。」「そういう考えもあるよね。」と褒めながら、温かな雰囲気で授業を進めてくださいました。

　クイズ形式で「働く」ことについて考えました。ＺＯＺＯが大切にしている「楽しく働くこと」についてお話を聴きました。楽しく感じることは人によって異なり、自分なりに考え工夫することの重要性について考えることができました。「楽しく働くとは、『競争』ではなく、『共創』である。」という言葉が心に残りました。

　その後、子どもたちは「楽しく学校生活を過ごすため」にできることを考え、話し合いました。４校時には、グループ毎にＺＯＺＯの仕事体験として、準備していただいた洋服の「採寸・撮影・片し」をしました。話し合いながらそれぞれの工程を工夫して取り組みました。

　ＺＯＺＯでは「スマイルデリバリー」を大切にしているそうです。ただ単に、注文された商品を届けるのではなく、「私達は関わるすべての方に笑顔をとどけるために自事（しごと）をしている。」そうです。これは、笑顔いっぱいの学級にしようという６年生の学級目標にも通じることです。

　最後の質問タイムでは、「休憩場所はありますか？」「働く時間はどれくらいですか？」などの質問が子どもたちからあり、鹿子様が丁寧に分かりやすく説明してくださいました。ありがとうごうざいました。