子どもたちの活動、学校の様子

4年社会科校外学習(伊能忠敬記念館の見学)

 1月31日(金)、千葉県の発展に尽くした偉人の一人、「伊能忠敬」について調べ学習を行いました。

 記念館に着くと、まず、観光用トイレを使用しました。入り口の「厠」という看板の文字を見て、ある児童が、

「何て読むのかなあ。」と言いました。すると、別の児童が、

「『そく』じゃない。でも、何のことかな。」

と、答えました。昔の言葉でトイレを「かわや」と表示していたことがわかりました。

 記念館の中は、社会科の教科書で学習した、忠敬が実際に測量に使った道具や地図ががずらりと並び、目を輝かせながら、展示物を見たり、調べたことをノートにまとめたりしました。

 また、「佐原時代」コーナーでは、忠敬が29才のときの1年間の収入を今のお金に直すと、5235万円。49才のときは、1億8930万円となり、20年間で収入を増やしたことがわかり、勤勉で、商才にたけていた忠敬の姿が垣間見えました。

 次に、伊能家旧宅を見ました。昔の商家のつくりや、炊事場の水を貯めておく甕(かめ)、木造の流し、大きな竈(かまど)などを見て、今の生活とのちがいに驚いていました。