投稿日時: 2022/09/22
香取小学校管理者
明日は秋分の日。
お彼岸のお墓参りに行かれる方も多いかと思います。
毎年、自然はすごいなあと思うことのひとつに、
「彼岸花」があります。
どんなに暑い年も、涼しい年も、雨が多くても少なくても、
必ずお彼岸の頃になると、あちらこちらに真っ赤な彼岸花が咲きます。
江戸時代、この花の球根が飢饉から人々を救ったそうです。
毒を含んではいますが、すりおろして毒を流し、デンプンとして食べたのだとか。
誰の知恵だったのでしょう。
それからはいざというときのために、
荒らされることなく皆がわかりやすい場所、墓地にあえて植えたという説もあります。
お彼岸の頃にお墓に多く咲く花、彼岸花。
日本各地に咲くこの花には、600以上の名前がつけられているそうです。
それだけ、昔から身近な花であったということでしょうか。
「かがり火花」、素敵ではないですか?確かにかがり火がパチパチと燃えているよう。
「ゆうれい花」、墓地に多く咲いているから、イメージから?
名前やそのいわれを調べてみるのもおもしろそうです。
香取坂にも、きれいに咲いていました。
秋の七草、フジバカマも一緒でした。
白く見える小さな花たちがフジバカマです。
自然のフジバカマは、少なくなっているそうです。
香取坂にはたくさん咲いていて、風にゆれていました。