26日 1・2年生と図工の学習をしました。
発想する(思いつく)力を引き出し、それをどう広げていくか、です。
友達のアイディアを見てまねるのもOK。
まねから始まっても、子どもは必ず自分のオリジナルを見つけて楽しみます。
「自分らしさ」「友達のよさ」「思いつく楽しさ」「やってみる(試してみる)うきうき感」
五感を働かせて、バーチャルではないリアルな体験を大切にする「造形遊び」は、
子どもが本来持っている感性を発揮させる、現代だからこそ大切な学習です。
今回は、
プールの水の上に、葉や花といった「春」を浮かべて楽しむ活動をしました。
タンポポの花を浮かべてゆらゆらする「きれい」を楽しんでいましたが、
「いいこと考えた!」の声が続出。この声こそが大事なキーワード。
子どもたちの頭がフル回転している瞬間です。
花を組み合わせたり、葉の上に乗せたり、つなげたり。
何となく浮かべている子どもはいません。
どう組み合わせようか、この花とこの花は合うか、
向きや色にもこだわります。ここに、発想・構想・創造する力が働いているのです。
高いところから花を落としてできる波紋や、
キンカンの実を投げ入れたときのトポンという音も楽しみ、
流されないような工夫も思いつきました。
プールを大きな「花のお風呂」と見て、
プリンセスが入りそう、とか、
(プールにたくさんいた)アメンボが喜んでいる、とか、
子どもらしい豊かな発想がたくさん生まれた1時間でした。
「花筏(はないかだ)」のようですね。
プールの上も春爛漫です。