お知らせ

第135回 卒業証書授与式 ~はばたけ12名の香取っ子たち~

投稿日時: 03/18 学級担任

うららかな春の光に包まれ、6年生は香取小学校を巣立っていきました。

 9時30分。

 在校生や来賓の方々、保護者の方々が見守る中、担任の宮手教諭が先導し、入場する6年生の表情には、緊張感と凛々しさが感じられました。  

 立原校長の祝辞の中に、詩「あいたくて」(工藤直子 作)の引用がありました。

  「あいたくて だれかにあいたくて なにかにあいたくて 生まれてきたー 

   そんな気がするのだけれど ・・・途中 省略。

   それでも 手のなかに みえないことづけを にぎりしめているような気がするから

   それを手わたさなくちゃ だから

   あいたくて」

 読み上げた詩を聞いていると、何かふんわりとした、やさしさやあたたかさに包まれました。何か大切なものを求めて、そっと歩み出したい気持ち。いつしか気付かないうちに12歳の子どもたちの心の中に、こんな思いが生まれているような気がします。そして詩は、

「だいじょうぶだよ。さあ、歩み出してごらん。きっと何かが生まれるから…」と語りかけます。今まさに、通いなれた香取小学校を旅立とうとしている子どもたちに、立原校長はメッセージを送りました。

  

  在校生による感謝の気持ちのたくさんつまった送別の言葉や歌、それを受けて、卒業生の呼びかけと歌「最後のチャイム」が体育館に響き渡りました。