掲示板

お知らせ

大切なことは「人とつながれること」

先日、ある研修会で講演をしてくださった方のお話にとても共感しました。

 

「子どもの『生きづらさ』をどう支援していくのかは、

 その子の『背景』を知ることから始める必要がある。」

 

子どもたちが自分らしく、楽しく社会を生きていくためにどうすればよいか。

自分を理解してもらうには、周囲とのコミュニケーションが必要です。

コミュニケーションをとる方法は様々あります。

その子にとって取りやすい方法をともに考えて、友達ともつながれるよう、

周囲の友達も一緒に育てることが大切です。

その必要性を感じない、自分は一人でできる、つながるのは面倒だ、

そう感じる大人が実は増えていることで、子どもにも影響が出ているそうです。

実際、全く人と関わらず一人で生きていけることはまずありません。

社会人となって、組織の中で働くには、コミュニケーション力は必須です。

ところが、職種にもよりますが現状に困っている組織は少なくありません。

また、家族という組織の中で、それぞれが全く関わらないことはないはずですが、

それさえも、今はありえないことではないとのこと。

関わりましょう、人間ですから。

一人でできるつもりでいると、そのために周囲が困っていることにも気付けません。

助けられていることにも気付けませんから、感謝の気持ちも持てません。

この背景で育った子どもは、同じように大きくなり、「生きづらさ」を感じる日がくるかもしれません。

勉強ができる・テストができるということと、社会性があることとは違います。

育てたいのは、勉強だけができる子ではありません。

自分一人ではないこと、自分は誰かの支えになっているし、支えてもらってもいるということ。

その表れは、「ありがとう」という言葉だと思っています。

「ありがとう」を言える子に育てるのは、親であり、家族であり、我々教員です。

香取は温かい。

地域の温かさを背景に、自然と「ありがとう」の言える子に育てたい。

この言葉、コミュニケーション、つながりを持つための大切な言葉だと考えています。

つながりは、身を助ける。これも確信しています。

子どもの存在は親の生きがいです。その大事な子どもが生きづらくならないためにも、

まずは、大人から。

学校では、教員が率先して「ありがとう」を言える大人になれるよう、手本を示さねばなりませんね。

 

 

 

 

増加中・・・

月曜日、体調はどうでしょう。

土日に思いっきり活動するのはとてもよいことです。

子どもは遊ぶのも仕事です。

一方で、休日明けに元気に登校できるように仕向けるのも大切です。

月曜日の朝は、二極化しています。

  にこにこ元気に「おはようございます」と手を振る子

  うつむき加減で声を出す気力がなさそうな猫背の子

昨日の夜は、何時に眠ったのかな。

子どもでも大人でも体力の限界はあります。

休日が休日にならないほど、活動ありきになってはいないかな。

熱中症になりそうな毎日、何を優先すべきか考えるのは大人の役目です。

大人の都合もいろいろありますが、子どもより大切な都合はありませんよね。

子どものため?!大人のため?!

コロナの感染者数がどんどん増えているこの状況、

体力の低下はとても危険です。

学校でも御家庭でも、メリハリのある生活を心がけ、

「子ども」のための生活習慣になっているかどうか、振り返ってみることは大切です。

あと10日で夏休み。

熱中症か、コロナ感染症か、夏風邪か、胃腸炎か、感染性はあるのかないのか・・・

判断が難しいですね。

まずは病気の専門家であるお医者様の診察を受けることをお勧めします。

病院へ連れていくことに不安があることも考えられますが、

病気が長引いてつらい時間が長くなることは、さらにかわいそうです。

子どもは元気が一番です。

もちろん、大人も。

 

ザリガニ釣れたよ

8日 2年生が生活科の学習でザリガニ釣りに行ってきました。

香取神宮に許可をいただいて、御手洗池で釣りをさせていただきました。

真っ赤なアメリカザリガニがたくさんいることは、

担任宮手先生がリサーチ済み。

子どもたちはいつものようにはりきって出かけ、

大喜びで帰ってきました。

学校で観察しながら飼う1匹と、家で飼える子はその分だけをバケツやかごに入れて、

どんなにたくさん釣れたのかを、一生懸命話してくれました。

「ザリガニも命は一つだから、大事に飼ってね。」というと、

「人間と同じだね。」の声。

心が育ってきていることは嬉しいこと。

毎日の生活の中で、多くのことを学びながらすくすく育っていく子どもたちです。

  

全員そろっていけなかったのは残念でしたが、

ゆっくり休んで、早く元気になってくださいね。

ささのは さらさら

7日 今日は七夕です。

児童会が短冊を用意してくれて願い事を書きました。

尾形さんが切って運んできてくださった四竹に、

竹蓋先生が自宅から切ってきてくれたシュロの葉を細く裂いて

短冊や七夕飾りを笹竹に括りつけました。

シュロの葉を裂いて紐にすること、本格的です。

子どものころを思い出しました。

下校時に教頭先生に写真を撮ってもらいました。

昨年度と全く同じでびっくりしたのですが、

曇っていたのに、写真を撮ろうとした瞬間、

青空が広がりました。

星に願いが届く予感。

きっと願いを叶えようとしてくれているのでしょう。

夜空に浮かぶ天の川、今夜は見えるかもしれませんね。

シャボン玉ふわ~り

7日 昇降口の辺りから、1年生のとっても楽しそうな声が聞こえてきたので、

見に行ってみました。

シャボン玉でした。

大きなシャボン玉、小さくてたくさんのシャボン玉、

きらきら ゆら~り パチン!

1年生が夢中になってつくっていました。

「見て見て!」「すごいすごい!」「うわあ、大きいよ!」「先生のすごい!」

工夫したり、発見したり、一緒に楽しんだり。

こうして成長していくのですね。