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《学校及び学区の概要》令和5年12月1日現在
1 学校の概要
学級数・児童数 8学級 124名(男子70名,女子54名)
教職員数 20名(男8名,女12名)
校地面積 25,194㎡
2 学区の概要
(1)学区は香取市小見川区の北西に位置し,国道356号線沿いと
利根川北岸沿いに広がっている。
(2)国道356号線,利根川堤防沿いの道路において,近年交通量が
非常に多くなっている。登下校の安全対策や指導に特別の配慮が
必要である。
《学校経営の方針》
〈 学校経営の基本的な考え方 〉
本校の経営にあたっては,第一に,学校という場に喜びや楽しさをいっぱいつくり出すこと,第二に,子どもたちが主体的に生きることができるよう支援すること,つまり「自立」を促す。この二つを柱に,徳知体の調和のとれた,豊かな心でたくましく生きる子どもの育成に努める。
1 経営方針
(1)先人の努力と熱意により築き上げられた147年の伝統と実績を基盤とし,児童の実態,地域や保護者の願いと国・県・市の教育方針との整合を図りながら,職員一人一人の強みや創意を生かした教育活動を展開する。
(2)「児童一人一人が主役である。」という認識のもと,児童が楽しく夢のある充実した学校生活が送れるよう,教師は一人一人の児童の個性を理解し,きめ細かく丁寧に指導にあたる。
(3)日常の実践の中から教育活動の達成状況を評価するとともに課題を把握し,改善を加えながら学校教育目標の具現化に努める。
(4)マネジメントの手法を活用し,学校の活性化を図る。
(5)モラールアップを更に推進し,保護者や地域から信頼・支持される教職員集団になるよう努める。
(6)ゆとりをもって教育活動に専念出来るよう,会議・事務処理の効率化に努める。
(7)授業,部活動,行事等に関して,学校支援ボランティア,地域ボランティア等に積極的に協力を求め,教職員の負担軽減に努めるとともに,長時間労働の改善に積極的に取り組む。
2 学校教育目標
心豊かで 主体的に生きる児童をめざして
<合い言葉> なかよく 進んで 元気よく
響け歌声 手には本を 全力で遊べ
<基本目標> 『 自 立 』
なかよく …「なかよくする子」を育てる(心をひとつに歌声集会)
○明るく元気なあいさつをする子
○思いやりのある子
○やさしい言葉づかいをする子・「ありがとう」「ごめんなさい」が言える子
○きまりや約束を守る子
進んで …「進んで学習する子」を育てる(週に1コマ図書室で読書)
○興味をもち,意欲的に探究できる子
○自分なりの考えをもち,学び合うことができる子
○表現を工夫し,分かりやすく発表できる子
元気よく …「元気よく運動する子」を育てる(週に1回は全力で遊ぶ)
○進んで働く子
○自己の健康と安全を理解し実践する子
○進んで運動する子
3 学校経営の重点
(1)学ぶ喜び,新しい発見のある学校づくり
ア 新学習指導要領にそった指導目標の明確化と指導方法の改善を図る。
・「主体的・対話的で深い学び」を意識した授業の構築を心がける。
・道徳科の評価については,校内で統一した評価方法を実施し保護者に示す。
・外国語科・外国語活動については,教務主任・教科主任を中心に学習内容の充実を図る。
・教材研究の充実,授業スタイルを変え,「主体的に学習に取り組む態度」の評価をいかにして見取るか追求していく。
イ 市のリーフレットを活用し,見通し・振り返り学習活動を充実させる。
・「何を教えるのか(ゴール)」を授業前に指導者がしっかりと把握し,児童に示す。
ウ 市のリーフレットを活用し,家庭学習の仕方を工夫する。
エ 「自ら学び,思考し,表現する力」の育成をはかる。
・基礎的,基本的な学力の習得を図る。
・言語に対する興味関心を高め,思考力や判断力,表現力を育てる。
・体験的な学習や問題解決的な学習を重視し,共に学び合う活動の充実を図る。
・個に応じたきめ細かな指導 ・・・児童の特性を把握し,適切な対応
・科学的な見方や考え方を養う・・・生活科・理科・生活単元で
・自分の考えをもたせる場を設定し,自分のことばで表現できるように努める。
オ 地域の方々,専門家等の活用を通して本物から学び,キャリア教育の充実を図る。
(2)豊かな心を育む学校づくり
ア いじめの未然防止及びいじめを見逃さない学校づくりに努める。
イ 「特別の教科 道徳」の時間を通して,児童の心を耕す。
ウ 多様な体験活動を通して,道徳性と社会性を育成する。
エ 月目標の具現化等を通して,基本的生活習慣の定着と規範意識を養う。
オ 読書活動をとおして,読書習慣を定着させる。(特設「読書」の活用)
カ 清掃活動を「心を磨く時間」として「黙働」を心掛け,奉仕の心を養う。
エ 様々な表現活動を通じて,豊かな心と人間関係形成力を育む。
(3)体育・健康教育を通した明るく元気な学校づくり
ア 体育指導の充実を図り,進んで運動をする子を育て,健康な体づくりをはかる。
・運動能力・体力の課題を意識した体育授業の改善,年間を通じた体力づくり
イ 外遊びや運動を励行し,「触れ合い」を大切にする。
ウ 「早寝・早起き・朝ごはん」の励行をする。
エ 学校保健組織等の積極的な運用を図る。
(4)地域に開かれた学校・学年・学級づくり
ア 学校の透明性を重視し,学校からの情報の積極的な発信に努める。
イ 学校の施設・設備を開放し,地域の人々の交流の場にする。
ウ 地域の環境や人材を学習や生活に生かし,学校やふるさとに対する誇り,地域への愛着をもたせる。
エ 地域の支援を得て,キャリア教育及び防犯・安全教育の充実を図る。
オ 学校行事,学習参観等を通じて,保護者や地域の方に積極的に情報を公開する。また,学校だより,ホームページ等により積極的な情報の発信を図る。
カ 児童,保護者によるアンケートをもとに,学校評価の適正化と充実を図る。
(5)特別支援教育の推進と教育相談体制の充実
ア コーディネーターを中心とし,相談体制および個に応じた指導の充実を図る。
イ 関係機関と連携をとり,個別の指導計画をもとに一人一人のニーズに応じた指導の工夫改善を図る。
ウ 問題の早期発見と早期対応に努める。
・担任が一人で抱え込まず,学校体制・協働体制により,組織で対応する。
エ UDデザインの視点を生かした教室環境づくり
(6)信頼される学校づくり
ア 不祥事防止策の徹底,モラールアップ (研修・声かけ・セルフコントロールで)
イ 責任のある言動(言葉づかい・態度・身なり・・・相互点検で)
ウ 根拠のある評価,適切な情報発信・説明(確かな評価基準・入念な点検で)
(7)きれいで季節感があり,安全管理と整理整頓の行き届いた学校づくり
ア 児童たちが一日の大半を過ごす学習の場,生活の場を快適な環境とするために,
実効性のある安全管理と維持管理(整備)に努める。
イ 東日本大震災・台風・大雨の被害の教訓を生かして,避難訓練を行い,危険性を感じ,回避する能力を継続的に培う。
(8)研究・研修の充実
ア 日常の教育活動を通して課題把握を行い,課題に応じ改善していく。
イ ライフステージや役割に応じた指導力の向上を図る。
ウ 算数科の研究を通して,専門性や指導力の向上を図る。
エ 時間外勤務の縮減を図り,児童とふれあう時間を増やす。
4 めざす教師像 キーワード「褒めて伸ばす!」
子ども,保護者,そして,地域に信頼される教師
① 子どもと共に伸びる教師 ~子どもの目線で
② 信念をもって実践できる教師 ~計画・実践・評価
③ 常に学ぶ教師 ~心の声を聴く 情報を敏感にとらえる
<児童・保護者の望む教師像>
保護者への連絡・連携,対応
「迅速で,ていねいな対応と連絡」特に初期対応をていねいに「子どものために学校と家庭とで連携していきましょうという姿勢で」
○ けがをした時の早い処置・連絡・経過をくわしく知らせてくれる。
○ 学校の様子を知らせてくれる。
・ トラブル時…原因,経過,学校での指導の状況,今後の方針を知らせてくれる。
・ 悪いことをした時だけでなく,頑張ったことも知らせてくれる。
・ 欠席した時の心のこもった言葉や欠席時の学習へのフォロー
・ あいさつ,ていねいな言葉遣い
親身な指導・熱心な指導 学習面,生活面ともにきめ細かな指導
○ 子ども達を温かく見守ってくれる。…一人一人の状況を見極め,理解してくれる。
(子どもの不適応行動には,子どもなりの原因があると考える。)
・ 困り感に寄り添い後回しにせずに話を聴いてくれる。個別に再度説明してくれる。
・ 困難を予測して,その子に合う方法を工夫してくれる。
・ 認めてくれ,肯定的な言葉かけをしてくれる。
・ わからないときに「一緒にやろうね。」などの寄り添う言葉かけをしてくれる。
・ 連絡帳や宿題・提出物をきちんと見てくれる。連絡帳へのわかりやすい返事。
・ 保護者の困り感を受けとめ,共に考える教師集団。
授 業
○ わかりやすい説明・指示…メリハリのある授業
○ 学校の授業で理解が深まり,学習内容が身につく授業(基礎・基本の定着)
学級づくり…やさしい学級風土づくり
〇 子ども一人一人が,所属感・満足感が持てる学級づくり(一緒に遊ぶ)
〇 本音で語り合える仲間づくり
〇 友達のよさを認め合える仲間づくり