児童の様子

5年生 校外学習 栽培漁業センター 11月24日(木)

 

 茨城県鹿嶋市にある茨城県栽培漁業センターに見学に行ってきました。

 5年生の社会科では漁業についての学習をします。その中で、育てる漁業について学びました。育てる漁業には養殖漁業と栽培漁業の2種類があります。養殖漁業は、稚魚を生け簀(いけす)などで飼育し、食べられる大きさになったら出荷します。栽培漁業とは、卵から稚魚になるまでの一番弱い時期を人の手で守り、その後、自然の海に稚魚を放流し、成長したものをとる漁業です。

 

 鹿島市の栽培漁業センターでは、主にヒラメとアワビ、ハマグリを育てているそうです。

 ヒラメは、卵から10cmになるまで3か月程度育て、年間85万匹の稚魚を海に放流しているそうです。

 

 

 

 

 アワビは、卵から育て、3~4㎝になるまで2年程度育てて放流しているとのことでした。

 

 

 

 

 今日は、ヒラメの水槽への餌やり体験をさせてもらいました。ヒラメフードを撒くと小さなヒラメが元気よく食べる様子を見ることができました。また、魚やナマコ、ヒトデを触らせてもらいました。水槽には、ヒラメとカレイが入れてあり、見分け方も教えてもらいました。さあどちらかわかりますか?(答えは最後に)ナマコやヒトデは初めて触る児童がほとんどで、手に取って体の様子を観察することができました。

 

 

 

 

 

 

 社会科の授業で学習したことを実際に目で見て、説明を聴くことで、内容をより理解することができました。栽培漁業センターの方々ありがとうございました。

  答え:目がついている面を上にして、左 ヒラメ 右カレイ だそうです。(文責 土井)